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コンパクトスマホ最大の弱点だった「バッテリー持ち」が、ついに過去のものになる。OnePlusが近日発売予定の新型スマートフォン「OnePlus 15T」は、6.3インチの小型ボディに驚異の7,500mAh大容量バッテリーを詰め込んできた。
OnePlus Chinaの李傑范社長が公式Weiboで明かした仕様は、まさに規格外。前モデルの13Tから一気に20%の容量アップを果たし、100Wの有線急速充電と50Wのワイヤレス充電をサポートする。
さらに見逃せないのがバイパス充電への対応。電源接続時にバッテリーを経由せずシステムへ直接給電することで、ゲームなど高負荷時の過熱を防ぐ。単に容量を増やすだけでなく、バッテリー寿命とパフォーマンス維持を両立させる実用的な設計。
ライバル機との差は歴然としている。同サイズの最新フラッグシップであるXiaomi 17 Proが6,300mAh、Vivo X300が6,040mAhであるのに対し、15Tは7,500mAhと群を抜く。それどころか、6.78インチの大型ディスプレイを搭載する自社の標準モデル、OnePlus 15の7,300mAhすら凌駕している状態。小型機はバッテリーが持たないという業界の常識を根本から覆す下剋上。
リーク情報によれば、ディスプレイは1.5K解像度で165Hzの超高リフレッシュレート駆動。心臓部には次世代ハイエンドSoCのSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、50MPのデュアルカメラや超音波指紋センサーまで備えるという。一切の妥協を排したスペックの塊。
中国市場では早ければ3月中に正式発表されるという噂が飛び交っている。大型化の一途を辿ってきたハイエンドスマホ市場において、ここまで尖ったコンパクトモデルの登場は一つの事件。バッテリーの呪縛から解放された小型ハイエンドという新たなジャンルが、今後のスマホ選びの基準を大きく揺るがしていく。激化する中国メーカーの覇権争いは、新たなステージへ突入した。

