本日3月5日の正式発表を目前に控え、Nothing Phone (4a) Proのティーザー画像が物議を醸している。話題の的は、同ブランドのアイデンティティともいえる背面LED「Glyph(グリフ)マトリックス」。フラッグシップ機のPhone (3)に酷似したデザインながら、LEDの数が大幅に削減されていることが判明した。熱狂的なファンの間では早くも失望の声が広がっている。
ベースモデルであるPhone (4a)の全貌が明らかになる中、最後まで謎に包まれていたProモデル。今回公開されたティーザーと、SNS上で拡散されたアニメーションにより、その輪郭がようやく見えてきた。
Hello?
— Nothing (@nothing) March 4, 2026
5 March, 10:30 GMT. pic.twitter.com/TRjoR5yBMk
最大の変化は、背面に配置されたマイクロLEDの数。Phone (3)が489個の緻密なアレイを誇っていたのに対し、Phone (4a) Proはわずか137個に留まる。真っ黒な背面に浮かび上がるLEDのまばらさに、「Phone (3)と同等の表現力や機能性が担保されるのか」という厳しい指摘が飛ぶのは無理もない。
無印のPhone (4a)がシンプルな「バー」を採用し光の機能を限定していることを踏まえれば、Proモデルの存在意義はマトリックス表現の維持にあったはず。それにもかかわらず、LED数を絞り込んだ背景には何があるのか。
見え隠れするのは、徹底したコスト管理と基本性能へのリソース集中。流出している情報によれば、今後登場する両機種ともに最新のSnapdragon 7s Gen 4、大容量5,400mAhバッテリー、そして50MPの望遠カメラを搭載するという。激化する市場競争を勝ち抜くため、実用的なスペックを優先し、独自のギミックにかける部品コストを削るという苦渋の決断。
Pro専用のカラーバリエーション展開などでベースモデルとの差別化を図る狙いはあるものの、Nothing最大の武器である「光の演出」をスケールダウンさせた代償は決して小さくない。
正式発表まで残り数時間。削減された137個のLEDで、Nothingはどのような新しい体験を提示するのか。単なるスペックダウンと見なされるか、それとも計算し尽くされた最適解と評価されるか。新興メーカーの真価が問われる、緊迫の発表イベントとなる。
Source:Reddit

