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Androidユーザー待望の「バッテリーが持つ高性能スマートウォッチ」が、ついに現実のものとなるかもしれない。Xiaomiが中国で先行販売している「Xiaomi Watch 5」のグローバル展開において、OSをGoogleの「Wear OS」に変更して投入するという情報が飛び込んできた。
これが事実なら、Galaxy WatchやPixel Watchが抱える「毎日の充電」という呪縛から解放される、極めて強力な選択肢になる。
情報の出処はチェコの小売業者だ。現地からのリーク情報によると、Xiaomi Watch 5のグローバル版は3月上旬、スペインで開催されるMWC 2026に合わせ、フラッグシップスマホ「Xiaomi 17」シリーズと共に発表される見通しだという。




注目すべきは、その異様なスペックにある。
リークされた価格は7,990チェココルナ。現在のレートで換算すると約329ユーロ(約391ドル)、日本円にして5万円台後半といったところか。安価なフィットネストラッカーではなく、「Xiaomi Watch 2 Pro」の後継に位置する正真正銘のハイエンドモデルである。
ハードウェア構成も強烈だ。1.54インチの大型AMOLEDディスプレイに加え、スマートウォッチとしては規格外といえる930mAhの巨大バッテリーを搭載するとしている。一般的なWear OS機のバッテリー容量が300〜400mAh、大きくてもGalaxy Watch5 Proの590mAh程度であることを考えれば、この数字がいかに常識外れかがわかるはずだ。
この巨大バッテリーによって、Wear OS搭載機でありながら「最大6日間」の駆動時間を実現するという。
Wear OSはアプリのエコシステムや決済機能が充実している反面、消費電力が激しく、1〜2日の駆動が限界というのがこれまでの常識だった。Xiaomiは過去にも「Watch 2 Pro」でWear OSを採用しつつ、独自の省電力チップを組み合わせるアプローチをとっていたが、今回の930mAhという物理的な暴力とも言えるバッテリー容量は、その課題を力技で解決しにきた印象を受ける。
カラーバリエーションはブラックとジュニパーグリーンの2色展開。中国版と同様の筐体デザインを踏襲しつつ、中身のソフトウェアをGoogle経済圏に最適化させてくる形だ。
これまで「機能は良いが電池が持たないWear OS」か、「電池は持つが機能が制限される独自OS」かの二者択一を迫られていた市場に、Xiaomi Watch 5は決定的な答えを提示する可能性がある。
MWC 2026での正式発表が待たれるが、もしこのスペック通りに発売されれば、2026年のAndroidスマートウォッチ市場の勢力図を一気に塗り替えるだろう。充電器を持ち歩く生活に終止符を打ちたいユーザーは、3月の発表を注視しておくべきだ。
Source:SvětAndroida
Exclusive: Xiaomi Watch 5 (EU version 🇪🇺)
— Adam Kurfürst 🇨🇿🇺🇦 (@adam_kurfurst) February 11, 2026
– Wear OS
– 930 mAh
– EMG sensor, gesture controls support
– 7 990 CZK (equals €329)https://t.co/dSnwaShSjD pic.twitter.com/5WcpJ41Zyh

