iPhoneもAndroidもこれ1つでOK。Xiaomi Tagが約2,900円で登場!OSの壁を越えた互換性と圧倒的コスパ、紛失防止タグの正解はこれかも。

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Xiaomiがまたしても市場の常識を覆しに来た。ついに公式情報が明るみに出た「Xiaomi Tag」は、単なる安価な追跡タグではない。Appleの「探す(Find My)」ネットワークと、Googleのネットワーク双方に対応するという、ユーザーが長年待ち望んでいた「OSの壁」を取り払うデバイスになりそうだ。

フランス法人から漏れ伝わった情報によれば、価格は単体で17.99ユーロ、4個パックなら59.99ユーロ。日本円にして1つ約2,900円前後という設定は、AppleのAirTagが値上げを繰り返し高止まりしている現状を考えれば、価格破壊と言って差し支えない。

仕様も手堅い。CR2032ボタン電池駆動で最大1年のバッテリー持ち、厚さ7.2mmというサイズ感は、財布やバッグのポケットに放り込むには十分だ。競合製品が専用電池を採用したり、充電式で稼働時間が短かったりする中、コンビニでも買える電池で1年持つという「枯れた技術」の採用は、実用性を重視するXiaomiらしい判断だ。

最大のトピックはやはりその互換性にある。これまでの紛失防止タグは「iPhoneならAirTag」「GalaxyならSmartTag」といった具合に、プラットフォームによる囲い込みが激しかった。

しかしXiaomi Tagは、Bluetooth 5.4とNFCを駆使し、二大プラットフォームの広大なネットワークを利用して位置特定が可能になるという。これはAndroidとiPhoneの2台持ちユーザーや、家族間で異なるOSを使っている層にとって、これ以上ない福音となる。

ただし、手放しで絶賛できるわけではない。UWB(超広帯域無線)が非搭載である点は、明確なコストカットの跡が見える。AirTagのように「あと数メートル、右のソファの下」といった精密な方向検知はできないということだ。あくまで「地図上でどの場所にあるか」を特定するためのデバイスと割り切る必要がある。上位版としてUWB搭載モデルの噂もあるが、まずは安価なこのモデルで一気にシェアを奪いに来た形だ。

発売は3月上旬、バルセロナで開催されるMWC 2026のタイミングで、Xiaomi 17シリーズなどの主力製品と同時に投入される公算が高い。

「正確な場所」を知りたいユーザーはAirTagを、「安価に大量に設置して紛失を防ぎたい」ユーザーはXiaomi Tagを。そんな住み分けが生まれるかもしれないが、OSの垣根を越えたこのタグが、停滞気味だったサードパーティ製トラッカー市場を再び活性化させる起爆剤になるのは間違いない。

Source:Xiaomi

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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