記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
Nothingが2026年第1四半期の投入を予告した次期モデル、Phone (4a) Proの実態が欧州の認証機関から漏れ聞こえてきた。前作の弱点を着実に潰し、プレミアム路線へと舵を切る姿勢が鮮明になっている。
EPRELデータベースに姿を現したモデル番号A069P。そのスペックシートからは、単なるマイナーチェンジに留まらない実用性の底上げが読み取れる。
| 項目 | 詳細スペック |
| デバイスタイプ | スマートフォン (Android) |
| 折りたたみ対応 | 非対応 |
| バッテリー容量 | 5,080 mAh |
| バッテリー駆動時間 | 63時間 24分 |
| 充放電サイクル寿命 | 1,400回 |
| バッテリー交換 | 不可 |
| 防塵防滴性能 | IP65 |
| 画面傷耐性 | モース硬度 5 |
| 落下耐性テスト | 100回クリア |
| 充電性能 | 50W (USB-C) |
| アップデート保証 | 5年間 (セキュリティ・機能含む) |
| ケース同梱 | なし |
バッテリー容量は5,080mAhへと微増し、独自の省電力制御により63時間以上の駆動を実現するという。見逃せないのは耐久性の向上だ。1,400回の充放電サイクル耐性は、近年のトレンドである「長く使えるスマホ」への明確な回答に他ならない。
防水防塵性能もIP65へと引き上げられた。完全防水ではないものの、日常の不意な浸水に対する信頼感は確実に増している。ディスプレイの傷耐性もモース硬度6を確保するなど、タフネスへの配慮が随所に光る。
心臓部にはSnapdragon 7s Gen 4の採用が有力視され、12GBメモリとの組み合わせでミドルレンジの枠を超えた快適さを狙う構えだ。
一方で、懸念されるのは価格の推移だろう。Nothingは既に次期モデルの値上げを示唆しており、前作の449ユーロ(日本円で約7.5万円前後)を大きく上回る可能性がある。デザインの斬新さだけで売るフェーズは終わり、ブランド価値を価格に転嫁する真の勝負が始まる。
修理容易性評価がCに留まっている点は、デザイン優先の設計思想が招いた代償か。独自の美学を貫きつつ、いかにコストパフォーマンスとの折り合いをつけるのか。
3月末までの発売が濃厚なPhone (4a) Pro。AppleやGoogleが支配するミドルハイ市場に対し、Nothingがどのようなプレミアムな体験を提示できるのか。その価格に見合うだけの独創性が、これまで以上に問われることになる。
Nothing Phone 4a Pro (A069) has also received BIS certification in India.#Nothing #nothingPhone4aPro https://t.co/edkZtGOI48 pic.twitter.com/jOdASqfu5e
— Anvin (@ZionsAnvin) January 27, 2026

