「Exynosはハズレ」はもう古い? Galaxy S26 Plusが叩き出したスコアが衝撃的すぎる

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サムスンが自社製チップセットで見せた執念が、ついにクアルコムの牙城を崩そうとしている。Geekbenchに突如現れたGalaxy S26 Plus(韓国版)のベンチマーク結果は、かつての「Exynos劣等論」を過去のものにする、強烈なインパクトを放っていた。

心臓部に鎮座するのは、世界初となる2nm GAAプロセスを採用した最新のExynos 2600だ。特に注目すべきは、AMDのDNAを受け継ぐXclipse 960 GPUの存在。Geekbench 6のOpenCLスコアで25,000台という、次世代フラッグシップに相応しい数値を叩き出した。

この数字が意味するのは、覇権を握るSnapdragon 8 Elite Gen 5と対等、あるいはグラフィックス性能においてそれ以上のポテンシャルを、サムスンが自前で手に入れたという事実だ。

モデル番号SM-S947Nとされるこの機体は、12GBのRAMを搭載。昨今のゲーミングスマホが積む大容量化の波には乗らず、効率性と安定性を重視した構成に見える。

市場によってSnapdragonとExynosを使い分ける戦略は継続される見込みだが、これだけの性能差が埋まるのであれば、ユーザーが地域による「当たり外れ」を気にする必要はなくなる。むしろ、2nmプロセスの恩恵による電力効率や熱制御次第では、Exynos版が「当たり」となる逆転現象すら現実味を帯びてきた。

かつては熱処理やビデオ処理の弱さで苦杯をなめたExynosブランド。しかし、RDNA4ベースのアーキテクチャと2nmという微細化の極地が、その歴史を塗り替えようとしている。

2月25日に予定されているGalaxy Unpackedで、この数値が実使用時の快適さにどう直結しているのか。独自のAI処理性能を含め、その真価が問われることになる。

ハードウェアの性能競争は、もはやSoCの供給元で決まる時代ではない。自社開発のチップが最高峰のライバルと肩を並べた時、スマートフォンの進化はまた一歩、新しいフェーズへと突入するはずだ。

Source:Geekbench

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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