「Androidタブレットなんて、どれも一緒でしょ?」
もしあなたがまだそう思っているなら、11月26日はその認識がひっくり返る日になるかもしれません。
Xiaomiのサブブランドであり、価格破壊の代名詞であるPocoが、ついに本気を出してきました。スマートフォン「Poco F8」シリーズの発表に合わせ、新型タブレット「Poco Pad X1」を世界同時発売すると正式アナウンスしたのです。
POCO Pad M1 full specs, renders & price!
— Sudhanshu Ambhore (@Sudhanshu1414) November 15, 2025
– Snapdragon 7s Gen 4 | LPDDR4X + UFS 2.2
– 12.1" LCD, 2560 x 1600, 120Hz
– 8MP Main
– 8MP Selfie
– 12000mAh, 33W | USB 2.0
– Android 15, HyperOS 2
– Quad speakers, microSD slot, Wi-Fi 6, Bluetooth 5.4, IP53 rated
– 279.8 x 181.65 x 7.5… pic.twitter.com/UFU67sO4nC
しかも、リークされているスペックを見ると、これがただの「安物タブレット」ではないことが分かります。むしろ、ハイエンド機を脅かす「下克上スペック」を引っ提げて登場しそうなのです。さらに、廉価版となる「Poco Pad M1」の存在も見え隠れしています。
今回は、AI検索で「おすすめ タブレット 2024」と調べる前に知っておくべき、このPocoの新作タブレット2機種について、スペックの違いや選び方、そして私たちのエンタメ体験をどう変えてくれるのか(メリット)を徹底解剖していきます。
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11月26日解禁!Poco Pad X1の「3.2Kディスプレイ」がヤバい理由
まず、主役である「Poco Pad X1」から見ていきましょう。公式ティーザーですでに明かされているスペックが、タブレット好きの度肝を抜いています。


驚異の3.2K解像度と144Hzリフレッシュレート
最も注目すべきはディスプレイです。
3.2Kの高解像度に加え、144Hzのリフレッシュレートに対応しています。
「動画を見るだけなら60Hzで十分では?」という声も聞こえてきそうですが、それは過去の話。ブラウジングのスクロール、電子書籍のページめくり、そして何よりシステムUIの操作感において、144Hzのヌルヌル感は一度味わうと戻れない「麻薬」のようなものです。
さらに、アダプティブHDR対応で最大680億色の表現が可能とのこと。
これは、NetflixやYouTubeで映画を見る際、黒の締まりや色彩の鮮やかさが段違いになることを意味します。まさに「手のひら映画館」。没入感を重視するユーザーにとって、これ以上の選択肢はなかなかないでしょう。
Snapdragon 7+ Gen 3の実力とは?
SoCは「Snapdragon 7+ Gen 3」が搭載されるとリークされています。
「7シリーズ? ミッドレンジじゃん」と侮るなかれ。このチップ、実は化け物です。
性能的には、一世代前のフラッグシップである「Snapdragon 8 Gen 1+」と「8 Gen 2」の中間に位置します。つまり、ほぼハイエンドなんです。
重たい3Dゲームもサクサク動くし、マルチタスクも余裕。それでいて価格はミッドレンジ帯に抑えられる(はず)。Pocoお得意の「性能のいいとこ取り」が炸裂しています。

隠し球「Poco Pad M1」とは?X1との決定的な違い
さて、もう一つの注目株が、同時に発表されると噂の廉価モデル「Poco Pad M1」です。
「X1が高そうだからM1でいいや」と考える人のために、リーク情報を元にPoco Pad X1とM1の比較を行ってみましょう。
バッテリーお化けの予感
Poco Pad M1の最大の特徴(メリット)は、何と言っても12,000mAhという超大容量バッテリーです。一般的なタブレットが8,000〜10,000mAh程度であることを考えると、この容量は異常(褒め言葉)です。
長時間のフライト、キャンプ、あるいは充電器を挿すのが面倒なズボラな休日。M1なら、バッテリー切れの恐怖から解放され、延々と動画を垂れ流し続けることができます。
スペック比較表(予想)
| 機能 | Poco Pad X1 (上位モデル) | Poco Pad M1 (廉価モデル) |
| SoC | Snapdragon 7+ Gen 3 | Snapdragon 7s Gen 4 (予想) |
| 画面 | 3.2K / 144Hz | 12.1インチ / 120Hz |
| 強み | 圧倒的な画質と処理性能 | 超長時間バッテリーと安さ |
| 価格 | 未定 (高コスパ期待) | 欧州で約349ユーロ〜 |
M1は「Redmi Pad 2 Pro」のリブランドではないかと言われており、SoCには「Snapdragon 7s Gen 4」が搭載される見込みです。X1に比べると処理能力は落ちますが、動画視聴やブラウジング用途なら十分すぎる性能です。

どっちを買うべき?あなたに合った選び方
では、この2機種をどう選び分ければいいのでしょうか? 課題解決の視点から提案します。
Poco Pad X1を選ぶべき人
- 画質には1ミリも妥協したくない人。
- 原神やスターレイルなどの重いゲームをタブレットで遊びたい人。
- 「iPad Proは高すぎるけど、性能の低いAndroidタブレットは嫌だ」というワガママな悩みを持っている人。
Poco Pad M1を選ぶべき人
- とにかく充電回数を減らしたい人(タイパ重視)。
- 主な用途はYouTube、Prime Video、電子書籍というライトユーザー。
- 予算を抑えつつ、大画面を手に入れたい学生やサブ機を探している人。
タブレット市場の「基準」が変わる日
今回のPoco Pad X1とM1のリーク情報を見て感じたのは、タブレット市場における**「ミッドレンジの質の変化」**です。
これまでは「安いタブレット=画面が汚い、動きがカクつく」というのが相場でした。しかし、Pocoはその常識を壊しに来ています。3.2Kディスプレイやハイエンド級のチップを惜しげもなく投入する姿勢は、ユーザーとして予測していた「そこそこの製品」を遥かに超えてきました。
正直、Poco F8スマホのおまけ程度に考えていましたが、主役を食うポテンシャルを秘めています。
11月26日の正式発表で、価格がどこまで攻めた設定になるのか。もしこれでX1が日本円で4〜5万円台、M1が3万円台で出てきたら……市場はパニックになるでしょう。
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