Xiaomi 14 Ultraを手にして、「最高のカメラだ…でも、時々システムがもたつく…」そんな小さな不満を抱えていたユーザーに、いよいよ朗報です。
昨年発売されたXiaomiの最高級フラッグシップ機に対し、Android 16をベースにしたメジャーアップデート「HyperOS 3」のグローバル展開準備が完了したとのリーク情報が飛び込んできました。これは、単なるOSのバージョンアップではありません。使用感を根底から見直す「最適化」の約束です。

確度を高める「ビルド番号」のリーク
今回の情報の出処は、技術情報提供者として信頼性の高いErencan Yılmaz氏。彼によれば、待望のソフトウェアアップデートはすでに世界市場向けの「安定テストフェーズ」を終了したとのこと。
注目すべきは、リークされた最終ソフトウェアのビルド番号です。 「OS3.0.1.0.WNAMIXM」 この末尾にある「MIXM」という文字列。これが「グローバル市場(MI)向け」の「安定版(XM)」であることを示す、決定的な証拠とされています。このビルドがエンコードされ、送信準備が整ったというのです。

配信はいつ? HyperOS 3で何が変わるのか
では、私たちのXiaomi 14 Ultraにはいつ降ってくるのでしょうか。 報告によれば、世界中のデバイスへの展開は11月末までに行われる見込みとのこと。いつものように、まずは「Mi Pilotプログラム」登録者が先行して利用可能になる見通しです。
今回のアップデートで期待される主な変更点は以下の通りです。
- 刷新されたUIと新アニメーション
見た目がアップグレードされ、システムナビゲーションがよりスムーズになる新しいアニメーションが導入されます。これまでとは違う操作感を体験できそうです。 - 待望の「システム最適化」
これが最大の注目点でしょう。HyperOS 3は、システムの「カクツキ」や「バッテリーの異常消耗」といった、ユーザーが感じていた軽微なパフォーマンスの問題を修正することに重点を置いています。これにより、長期的に最高のパフォーマンスを確保することを目指しています。 - Android 16ベースのセキュリティ
もちろん、ベースとなるAndroid 16が持つ最新のセキュリティパッチや、プライバシーを重視した新機能もすべて搭載されます。
中国版ROMはまもなく配信開始と見られていますが、グローバルビルドの準備が整っているため、海外ユーザー(私たち)が中国版から大幅に遅れて待たされる、という事態は避けられそうです。

まとめ
「最高のハードウェアに、最高のソフトウェアを」――Xiaomi 14 Ultraのオーナーが抱いていた願いが、このHyperOS 3でようやく叶うのかもしれません。「MIXM」という具体的なビルド番号までリークされたことで、今回の情報は単なる噂から「ほぼ確定情報」へと変化しました。
ちなみに、個人的にずっと待ち望んでいる、Pocoシリーズは同じく11月中に配信予定らしいです。
- Poco F7
- Poco F7 Pro
- Poco X7 Pro
- Poco X7 Pro Iron Man Edition
- Poco X7
中旬らしいですけど、前倒ししてもいいんだよ…

