OPPO Find X9 Pro、ガチで「異次元」の領域へ。驚異のバッテリーと200MPカメラの影に潜む“唯一の弱点”とは?

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2025年のスマートフォン市場に、一台の「怪物」が解き放たれました。その名は、OPPO Find X9 Pro。

「どうせまた、いつものスペックアップでしょ?」 ーーそう思っていた私も、海外のガチレビューを読み漁って、正直、言葉を失いました。これは、単なるフラッグシップ機ではありません。スマートフォンの「常識」を、根本から覆しに来ています。

もちろん、完璧な製品など存在しません。しかし、このFind X9 Proが持つ「突き抜けた何か」は、他のどのスマホも霞ませるほどの強烈な魅力を持っています。

この記事では、主要な海外レビュー(CNET, GSMArena, Tom’s Guideなど)などを参考に、この怪物が持つ「圧倒的な強み」と、購入前に必ず知っておくべき「唯一の弱点」について、本音で迫ります。

Source&image:AndroidHeadlines

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もはや「充電」を忘れる。7,500mAhという常識破りのバッテリー

まず、始めに注目したいところはバッテリーです。 なんと、7,500mAh

もう一度言います。7,500mAhです。 これは、そこらのフラッグシップ機(大体5,000mAh前後)を遥かに凌駕する、タブレット級の容量です。海外のレビューでは「前例のないバッテリー寿命(unprecedented battery life)」と、まさに絶賛の嵐。(とはいえ、これからのスマホは大体7,000ぐらいになる模様…

これだけの容量があれば、ヘビーユーザーであっても丸一日は余裕、使い方によっては2日間、充電のことを忘れてもいいレベルでしょう。もちろん、80Wの有線充電と50Wの無線充電にも対応しているため、仮に充電が必要になっても一瞬で終わります。

「スマホはバッテリー持ちこそ正義」 そう考える人にとって、Find X9 Proは現時点で唯一無二の答えと言っても過言ではありません。

カメラの常識が変わる。200MP望遠が切り取る「別世界」

そして、OPPOが最も力を注いできたカメラ。今回も、その進化は止まりません。 特に衝撃的なのが、200MP(2億画素)のペリスコープ望遠カメラです。

多くのスマホが広角カメラに全力を注ぐ中、OPPOは「望遠」で別次元を見せてきました。 3倍の光学ズームはもちろん、この異常なまでの高解像度センサーによって、デジタルズームの領域でも驚くほどシャープな結果を叩き出します。あるレビューでは「私がスマホで撮った中で最も印象的なズームショットだ」とまで言わしめています。

もちろん、メインの50MP広角カメラや50MP超広角カメラもトップクラス。低照度(暗い場所)での撮影能力も極めて高く、ノイズの少ない鮮明な写真を簡単に生み出します。

さらに、オプションで用意された「テレコンバーターレンズ」を装着すれば、そのズーム性能はさらに異次元の領域へ。まさに「ポケットに入る一眼レフ」です。

手に吸い付くディスプレイと、妥協なきパフォーマンス

ディスプレイも、もちろん最高級です。 最大3,600nitsという驚異的なピーク輝度を持つAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載。1Hzから120Hzまで可変するリフレッシュレートで、ヌルヌルとした操作感と省電力を両立しています。

デザインも洗練されており、「Silk White」や「Titanium Charcoal」といった新色は、所有欲を強烈に満たしてくれる仕上がりです。

中身の「脳」となるチップセットも、Dimensity 9500を搭載。そのパフォーマンスは、Galaxy S25 UltraやiPhone 17 Proと互角か、それ以上と評価されています。

だからこそ見えた「弱点」。価格とソフトウェアの“壁”

さて、ここまで絶賛してきましたが、もちろん弱点もあります。 海外レビューで共通して指摘されている、最大の懸念点。それは2つです。

1. 価格という名の壁
これだけのスペックを詰め込んだ結果、価格はまさに「残酷」なレベルに達しています。欧州での価格は€1,299(約20万円以上)と報じられており、これはスマホに出せる金額としては、多くの人にとって躊G-SHOCKを踏むラインでしょう。中国版が12万円~だったことを考えると、グローバル版はかなり高額になっています。

2. ソフトウェアの「クセ」
ハードウェアが完璧に近い一方、ソフトウェア(ColorOS)にはいくつかの懸念が指摘されています。特に、高負荷時の「CPUスロットリング(性能制限)」や、「ゲーム中のフレームレート制限」が一部のレビュー(GSMArenaなど)で報告されています。 また、動画撮影の性能が、静止画の圧倒的なクオリティに比べて一歩及ばない、という声もありました。

日常使いで大きな問題になるレベルではないかもしれませんが、この価格帯のスマホとして、最高のパフォーマンスを常に期待するユーザーにとっては、気になるポイントかもしれません。

結局これは「ロマン」を買うスマホだ。あなたは、この怪物に手を出すか?

OPPO Find X9 Proは、「万人受け」するスマホではありません。高すぎますし、ソフトウェアに若干のクセも残っています。

しかし…

「バッテリー切れのストレスから、完全に解放されたい」

「他の誰も撮れないような、驚異的なズーム写真を撮りたい」

「スペック表の数字ではなく、圧倒的な『体験』にこそ価値がある」

そう考える「ガチ勢」にとって、これほど魅力的な選択肢が他にあるでしょうか。

GalaxyやPixelが「優等生」だとするなら、Find X9 Proは、いくつかの欠点を抱えながらも、常人を遥かに超える才能を持った「天才」です。

その高額な価格は、この異次元の体験とロマンへの「入場券」。あなたは、このスマホに手を出す勇気がありますか?当然私にその気概は無いので、Xiaomi 17 Proの方を待ちたいと思います…

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