2023年8月15日、中国のシャオミ(Xiaomi)は、新しいタブレット端末「Redmi Pad SE」をグローバルで発表しました。
Redmi Pad SEのスペック紹介
Redmi Padの廉価版として発表された『Redmi Pad SE』ですが、対抗馬としては『OPPO Pad Air』辺りなのでしょうか?なので、サイズ感や性能も同じような感じとなっています。
『OPPO Pad Air』は、ちょうど一年前に発売されたタブレットなので、もう少しSoCやRAM辺りで差別化をして欲しかったですね。
SoC
Redmi Pad SEはSnapdragon 680 SM6225 2.4GHzのオクタコアCPUを搭載しています。処理性能に関しては、Redmi Padよりも劣る「Snapdragon 680」を搭載しています。ベンチマーク結果から推測すると、性能はおおよそ25万点前後になるでしょう。
バッテリー
Redmi Pad SEには8,000mAhのバッテリーが搭載され、最大10Wの充電に対応しています。
カメラ
カメラの仕様は、背面に800万画素カメラ、正面に500万画素カメラが搭載されています。
ディスプレイ
Redmi Pad SEには、11インチのWUXGA(1920×1200)ディスプレイが採用されており、色彩表現に関しても8bit(1,670万色)を実現します。さらに、世界的な認証機関である「テュフ・ラインランド」からの低ブルーライト認証も取得しています。
リフレッシュレート
この製品は、コストパフォーマンスに優れたモデルでありながら、90Hzのリフレッシュレートや低ブルーライト認証などの魅力的な機能を備えています。
サイズ
Redmi Pad SEは、ユニメタルボディであり、厚さはわずか7.36mm、重量は478gと軽量です。
サウンド
Redmi Pad SEは、クアッドスピーカーシステムやDolby Atmosにも対応し、音響面でも高品質な体験を提供します。また、従来のRedmi Padにはなかった3.5mmイヤホンジャックも装備されています。
OS
Redmi Pad SEは、「MIUI Pad 14」というタブレット用に調整されたOSを搭載しており、Android 13をベースにしています。RAM容量は4GB、6GB、8GBのLPDDR4Xメモリに対応し、内部ストレージは128GBのeMMC 5.1を搭載しています。
RAM容量
RAM容量は4GB/6GB/8GBで、内部ストレージ容量は128GBとなっています。
カラーバリエーション
ラベンダーパープル、グラファイトグレー、ミントグリーンの3つのカラーバリエーションがあり、2023年8月にヨーロッパで発売予定です。
価格
価格はRAM4GB/128GBモデルが199ユーロ(約3.2万円)、RAM6GB/128GBモデルが229ユーロ(約3.7万円)、RAM8GB/128GBモデルが249ユーロ(約4.0万円)です。
Redmi Pad SEとOPPO Pad Airの比較表
以下は、OPPO Pad AirとRedmi Pad SEのスペック比較表です。
名称 | OPPO Pad Air | Redmi Pad SE |
ディスプレイ | 10.36インチ, IPSディスプレイ | 11インチ, WUXGAディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 1,200×2,000px (2K,WQHD) | 1,920×1,200px (WUXGA) |
画素密度 | 225ppi | – |
ディスプレイ機能 | 60Hzリフレッシュレート | 90Hzリフレッシュレート |
360nit | – | |
サイズ | 245.1 x 154.8 x 6.9mm | – |
重さ | 440g | 478g |
OS | Android 12, ColorOS 12.1 | MIUI Pad 14 (ベースはAndroid 13) |
SoC | Snapdragon 680 | Snapdragon 680 |
バッテリー容量 | 7,100mAh | 8,000mAh |
充電 | 18W充電, PD(9V/2A) | 最大10Wの充電 |
ポート | USB Type-C 2.0 | USB Type-C 2.0 |
まとめ
基本同じような感じなのは見ての通りですが、個人的にはベースOSやリフレッシュレートが向上しているところは嬉しいですね。
それと、ディスプレイに関しては、WUXGAディスプレイを採用していますが、実際に観てみないとわからないところなので、どうなのでしょうねぇ・・・
どちらにしても、両機種ともにエンタメ向けPadであることは事実です。このPadで最新ゲームをガッツリ遊ぶことは難しいと思いますので、購入の際には割り切って考える事が必要です。