2025年の登場が待たれる次期スマートフォン、iPhone 17シリーズ。その全貌はまだ厚いベールに包まれていますが、ユーザーの心を最も躍らせる要素の一つである「カラーバリエーション」に関して、非常に信憑性の高いリーク情報が飛び込んできました。

これまでも断片的に噂されてきた新色の数々。しかし今回は、サードパーティ製の「カメラレンズカバー」の画像が流出したことで、そのパズルのピースが一気にはまった可能性があります。なぜアクセサリーのリークが重要なのか？それは、アクセサリーメーカーが発売日に製品を間に合わせるため、Appleから正確な情報を事前に入手しているケースが多いからです。

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iPhone 17の新色がサードパーティー製品からバレてしまったお話

リークの震源地は「カメラレンズカバー」― なぜ信憑性が高いのか？

今回の衝撃的なリーク情報を投稿したのは、数々の実績を持つリーカーのyeux1122氏。彼が公開したのは2枚の画像で、そこには次期iPhone用と思われるカメラレンズカバーがずらりと並んでいました。

一見するとただの小さな部品ですが、これが重要な意味を持ちます。

アクセサリーリークが示すもの
Appleの発売スケジュールに合わせ、世界中のサードパーティ製アクセサリーメーカーは製品開発を急ピッチで進めます。特に、本体にぴったりとフィットする必要があるケースやレンズカバーは、本体の正確な寸法やデザイン、そして「カラー」の情報が不可欠です。 そのため、発売の数ヶ月前に流出する精巧なアクセサリーの情報は、本体の仕様をかなり正確に反映している可能性が高いとされています。

今回リークされたレンズカバーには、本体カラーとマッチングさせるための「縁取り」が施されており、これがiPhone 17とiPhone 17 Airのカラーラインナップを示唆している、というわけです。

では、具体的にどのようなカラーが明らかになったのでしょうか。モデル別に詳しく見ていきましょう。

【全5色】iPhone 17 ベースモデルのカラーラインナップが判明か

まず、iPhone 16の後継となるベースモデル「iPhone 17」です。今回のリークによれば、以下の5色が展開されると見られています。

• 黒 (Black)
• 青 (Blue)
• 緑 (Green)
• 紫 (Purple)
• 銀 (Silver)

「黒」や「青」、「銀」は比較的定番のカラーと言えますが、注目すべきは「緑」と「紫」です。

実はこの2色については、2025年6月の段階で「Appleがテスト中である」と報じられていました。その時点では、最終的にどちらか1色に絞られるのではないか、という見方が大勢でした。しかし、今回のリークが正しければ、Appleはこの魅力的な2色を両方ともラインナップに加えるという、嬉しい決断を下したのかもしれません。

iPhone 13で人気を博した深みのあるグリーンや、iPhone 14 Proのディープパープルのように、毎年トレンドを生み出すAppleのカラー戦略。iPhone 17の緑と紫がどのような色合いになるのか、期待は高まるばかりです。

【全4色】注目の新モデル「iPhone 17 Air」は洗練されたカラーに？

次に、現行のPlusモデルに代わって登場すると噂されている新モデル「iPhone 17 Air」のカラーラインナップです。こちらは以下の4色が噂されています。

• 黒 (Black)
• 水色 (Light Blue)
• ライトゴールド (Light Gold)
• 銀 (Silver)

これらのカラーは、以前から報じられていた情報と一致しており、今回のリークでその信憑性が一気に高まりました。

特に「水色」については、別のリークで「非常に淡い色合いになる」との情報もあり、MacBook Airのような軽快で洗練されたイメージを演出するのかもしれません。また、「ライトゴールド」は、派手すぎない上品な輝きで、新たな人気カラーとなるポテンシャルを秘めています。

ベースモデルとは少し方向性の違う、クリーンで軽やかなカラーパレットは、「Air」という名前にふさわしい選択と言えるでしょう。

Proモデルに待望の「スカイブルー」は登場するのか？

ベースモデル、Airモデルのカラーが見えてきた一方で、最上位の「iPhone 17 Pro」シリーズについてはどうでしょうか。

こちらに関しては、別のリーカーであるMajin Bu氏が「ブルー、あるいはスカイブルーが登場する可能性がある」と主張しています。しかし、このリーカーは過去のリーク実績があまり高くないため、情報の確度としてはまだ「噂の段階」と捉えておくのが賢明です。

とはいえ、iPhone 13 Proのシエラブルーや、iPhone 12 Proのパシフィックブルーのように、Proモデルの「ブルー系」は毎回絶大な人気を誇ります。もし本当に澄んだ空のような「スカイブルー」が登場すれば、争奪戦になることは間違いないでしょう。こちらの続報にも期待したいところです。

【まとめ】

今回、サードパーティ製のカメラレンズカバーという、極めて具体的な物証を伴うリーク情報によって、iPhone 17およびiPhone 17 Airのカラーバリエーションの輪郭が、かつてないほどはっきりと見えてきました。

ベースモデルで期待される「緑」と「紫」の同時採用、そして新モデル「Air」の軽快で洗練されたカラーパレット。私たちの想像を掻き立てるには十分すぎる情報です。

もちろん、これらはAppleによる公式発表ではなく、発売直前に変更される可能性が常に残されていることは心に留めておく必要があります。しかし、新しいiPhoneの姿を思い描き、「自分ならどの色を選ぶだろう？」とあれこれ思いを巡らせる時間は、テクノロジーファンにとって何物にも代えがたい、最高のエンターテイメントと言えるのではないでしょうか。