Xiaomiの勢いが止まらない!スマートフォン市場でその名を轟かせる同社が、タブレット市場においても次々と魅力的な製品を投入し、大きな注目を集めています。先日発表され話題を呼んだ「Xiaomi Pad 7 Ultra」の興奮も冷めやらぬ中、早くも新たなプレミアムタブレットの噂が飛び込んできました。その名も「Xiaomi Pad 7S Pro」。Ultraモデルとは異なるアプローチで、私たちの期待をさらに高めてくれそうな一台です。
実は、すんごい前にこの情報を取り扱った事があったのですが、あまりにも情報が少なすぎて不安になった記憶があります…。
この記事では、現時点で明らかになっているXiaomi Pad 7S Proのリーク情報や認証情報をもとに、その気になるスペック、Xiaomi Pad 7 Ultraとの違い、そして最も知りたい発売時期や価格帯について、どこよりも詳しく、そして分かりやすく徹底解説していきます!「次のタブレットはXiaomiで決まりかも?」そう思わせる魅力が、このPad 7S Proには詰まっているかもしれません。
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Xiaomi Pad 7S Proに関する情報まとめ

1. Xiaomiタブレット戦線に新たな刺客!「Xiaomi Pad 7S Pro」とは一体何者?
Xiaomiのタブレットといえば、高性能ながらも比較的手に取りやすい価格で、エンターテイメントからクリエイティブな作業まで幅広く対応できるモデルとして人気を博してきました。特に「Xiaomi Pad 6S Pro」は、その完成度の高さで多くのユーザーから支持を得ました。今回登場が噂される「Xiaomi Pad 7S Pro」は、このPad 6S Proの正統な後継機として位置づけられると見られています。
その存在を裏付けるかのように、Xiaomi Pad 7S Proは中国国内で新たな認証を取得したことが報じられています。認証情報によると、モデル名は「25053RP5CC」。この番号は、中国の3C認証(CCC認証:中国強制製品認証制度)のウェブサイトで以前に確認されたものと一致しており、そこではなんと120Wの急速充電に対応していることが示されていました。タブレットで120W充電というのは、まさに驚異的。バッテリー切れの心配を大幅に軽減し、ヘビーユーザーにとっては非常に魅力的なスペックと言えるでしょう。
さらに、接続仕様に関しては、先に発表されたハイエンドモデル「Xiaomi Pad 7 Ultra」と同一であるとも伝えられています。これは、データ転送速度や外部ディスプレイ出力など、使い勝手に直結する部分での妥協がないことを意味しており、期待が高まります。
2. Pad 7 Ultraと何が違う?最大の注目ポイントは「12.5インチLCDディスプレイ」

では、既に発表されている「Xiaomi Pad 7 Ultra」と、この「Xiaomi Pad 7S Pro」は、具体的に何が違うのでしょうか?著名なリーカーであるDigital Chat Station氏によると、その最大の差別化ポイントはディスプレイにあるとのことです。
Xiaomi Pad 7 Ultraが鮮やかでコントラスト比に優れたOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しているのに対し、Pad 7S Proは12.5インチのLCD(液晶)ディスプレイを採用するとされています。
一般的に、OLEDとLCDには以下のような特徴の違いがあります。
- OLEDディスプレイ
- メリット: 色彩表現が豊かで黒が引き締まる(高コントラスト)、応答速度が速い、薄型化しやすい。
- デメリット: LCDに比べてコストが高い傾向がある、焼き付きのリスクが(昔よりは改善されたものの)皆無ではない。
- LCDディスプレイ
- メリット: OLEDに比べてコストを抑えやすい、焼き付きの心配が少ない、最大輝度が高い製品も多い。
- デメリット: 黒の表現がOLEDに劣る場合がある(バックライトの影響)、応答速度がOLEDに比べてやや遅い場合がある。
Pad 7S ProがLCDを採用するということは、いくつかの側面を示唆しています。まず、Pad 7 Ultraよりも価格を抑えたモデルとして位置づけられる可能性が高いということ。OLEDは依然として高価なパネルであるため、LCDにすることで製造コストを削減し、より多くのユーザーにプレミアムな体験を届けようというXiaomiの戦略が垣間見えます。
12.5インチという大画面は、動画視聴や電子書籍の閲覧、マルチタスク作業など、様々な用途で迫力と快適さを提供してくれるでしょう。LCDとはいえ、近年のXiaomi製タブレットのディスプレイ品質は非常に高いため、発色や視野角に関しても十分な満足感が得られると期待できます。むしろ、価格と性能のバランスを重視するユーザーにとっては、非常に合理的な選択と言えるかもしれません。
3. 心臓部はどうなる?謎多き搭載チップセットの噂と性能予測

タブレットの快適さを左右する最も重要なパーツの一つが、頭脳にあたるチップセット(SoC)です。現時点では、Xiaomi Pad 7S Proにどのチップセットが搭載されるかについては、残念ながら明確な情報はありません。
しかし、いくつかの興味深い噂が飛び交っています。複数の情報筋によると、最高峰の性能を誇る「Snapdragon 8 Elite」ではない可能性が高いとのこと。これは、Pad 7 Ultraとの差別化やコスト面を考慮した結果かもしれません。
では、どのようなチップセットが候補に挙がっているのでしょうか?有力な候補として名前が挙がっているのは、「XRing O1」 やMediaTek社の「Dimensity 9400シリーズ」です。これぐらいが無難なところですね。
- XRing O1
このチップセットについてはまだ詳細な情報が少ないですが、Xiaomiが独自に開発に関わっている、あるいは特定の用途に最適化されたチップセットである可能性も考えられます。もしそうであれば、ハードウェアとソフトウェアの緊密な連携による、ユニークな機能や高い電力効率が期待できるかもしれません。 - Dimensity 9400シリーズ
MediaTek社のDimensityシリーズは、近年Snapdragonに匹敵する、あるいは凌駕するほどの高性能チップセットとして急速に評価を高めています。特に最新のフラッグシップモデルは、AI処理能力やグラフィック性能に優れており、Pad 7S Proに搭載されれば、ゲームや重いアプリケーションも快適に動作するでしょう。
どちらのチップセットが採用されるにせよ、Xiaomi Pad 6S Proの後継機として、そして「プレミアムタブレット」と銘打たれるからには、日常使いはもちろんのこと、ある程度の負荷のかかる作業もスムーズにこなせるだけの性能は確保してくると予想されます。
前述の通り、接続仕様はPad 7 Ultraと同一であることから、チップセット以外の部分(例えばメモリやストレージの速度など)でも高い基本性能が期待できそうです。
4. 価格はどれくらい?コスパ重視層には嬉しい戦略的プライスに期待!

Xiaomi製品の大きな魅力の一つといえば、やはりその「コストパフォーマンスの高さ」です。Xiaomi Pad 7S Proに関しても、この点は大いに期待できるのではないでしょうか。
前述の通り、ディスプレイにOLEDではなくLCDを採用することは、製造コストの削減に繋がり、結果として販売価格を抑える効果が期待できます。これにより、Xiaomi Pad 7S Proは、フラッグシップ級の体験をより多くのユーザーに提供するための戦略的な価格設定がなされる可能性があります。
具体的な価格はまだ不明ですが、Xiaomi Pad 7 Ultraが最上位モデルとして位置づけられることを考えると、Pad 7S Proはそれよりも数段手頃な価格帯で登場するはずです。例えば、Pad 6S Proの発売時価格などを参考にしつつ、最新のスペックアップ分を考慮すると、ある程度の価格帯が見えてくるかもしれません。
もし、高性能なチップセット、大画面、そして120Wの超高速充電といった魅力的な機能を備えつつ、競争力のある価格で登場すれば、Xiaomi Pad 7S Proはタブレット市場において非常に強力な選択肢となり、まさに「コスパ最強プレミアムタブレット」の称号を得る可能性も十分にあります。
5. いつになったら手に入る?気になる日本発売は?発売時期の最新リーク情報

新しいガジェットの噂を聞くと、やはり一番気になるのは「いつ発売されるのか?」という点でしょう。Xiaomi Pad 7S Proの発売時期については、現時点ではまだ断片的な情報しかありませんが、いくつかの可能性が示唆されています。
まず、中国国内での発売に関してですが、Xiaomiの折りたたみスマートフォン「Mix Flip 2」と同時に、2025年6月下旬に発表・発売される可能性があると報じられています。Xiaomiは大型の発表イベントで複数の新製品を同時にお披露目することが多いため、この情報は信憑性が高いかもしれません。
一方、私たち日本のユーザーにとってより重要なグローバルリリース(日本発売を含む) については、2025年内、おそらくはXiaomiのスマートフォン新シリーズ「Xiaomi 15T」シリーズと同じイベントで発表されるのではないかと予測されています。例年、Xiaomiは秋から年末にかけてグローバル市場向けの大きな発表会を開催する傾向があるため、このタイミングでの登場は十分に考えられます。
もちろん、これらはあくまで現時点での噂や予測であり、Xiaomiからの正式な発表を待つ必要があります。しかし、開発が順調に進んでいれば、そう遠くない未来にXiaomi Pad 7S Proが私たちの前に姿を現すことになるでしょう。
6. Xiaomi Pad 7S Proは「買い」なのか?どんなユーザーにおすすめ?

さて、ここまでXiaomi Pad 7S Proに関する様々な情報を見てきましたが、このタブレットは果たして「買い」なのでしょうか?そして、どのようなユーザーにおすすめできるのでしょうか?
まだ全ての情報が出揃っているわけではありませんが、現時点での情報から考えると、Xiaomi Pad 7S Proは以下のようなユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となりそうです。
- 大画面でエンターテイメントを楽しみたいユーザー
12.5インチのLCDディスプレイは、動画視聴やゲーム、電子書籍の閲覧に最適です。迫力ある映像体験を求める方にはぴったりでしょう。 - 高性能なタブレットを少しでも安く手に入れたいユーザー
OLEDではなくLCDを採用することで価格を抑えつつ、チップセットや充電性能など基本スペックは高いレベルを維持することが期待されます。「性能も価格も妥協したくない」という欲張りなニーズに応えてくれるかもしれません。 - Xiaomiエコシステムのユーザー
既にXiaomiのスマートフォンや他のデバイスを使用しているユーザーであれば、シームレスな連携機能など、エコシステムならではのメリットを享受できる可能性があります。 - バッテリー持ちや充電速度を重視するユーザー
120Wの超高速充電は、タブレットの利便性を大きく向上させます。頻繁に持ち運んで使用する方や、充電時間を少しでも短縮したい方には朗報です。
もちろん、最終的な判断は、正式なスペック、価格、そして実際のレビューなどを総合的に見て行うべきです。しかし、Xiaomi Pad 7S Proが、プレミアムタブレット市場において新たな風を巻き起こす可能性を秘めていることは間違いないでしょう。
まとめ
Xiaomi Pad 7S Proに関する今回のリーク情報は、Xiaomiがいかにタブレット市場に対して本気で取り組んでいるか、そしてユーザーに対して多様な選択肢を提供しようとしているかを示すものでした。
ハイエンドモデルのXiaomi Pad 7 Ultraとは異なるアプローチで、12.5インチLCDディスプレイと120W急速充電という強力なスペックを備えつつ、より手頃な価格帯を目指すと見られるこの新モデルは、多くのユーザーにとって待望の一台となるかもしれません。
搭載されるチップセットや正確な発売時期、そして何よりも価格といった詳細は、今後の公式発表を待つ必要がありますが、Xiaomiがこれまでに見せてきた「期待を超える製品作り」を考えれば、Xiaomi Pad 7S Proもまた、私たちを驚かせ、満足させてくれる製品に仕上がっている可能性は高いでしょう!たぶん!
