記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓
ソニーのフラッグシップヘッドホンが、これまでの常識を塗り替えるラグジュアリー路線へと大きく舵を切った。5月19日の登場が有力視される「WH-1000XX The ColleXion」は、単なる後継機の枠に収まらない、ブランドイメージそのものの刷新を予感させる存在だ。
流出した高精細な画像からは、現行のXMシリーズとは一線を画す圧倒的な重厚感が漂う。ヘッドバンドを覆うように配置された金属製アームの造形は、先日のメットガラで披露されたスタイリッシュな佇まいを裏付けるもの。ガジェットとしての機能美を超え、もはやファッションアクセサリーとしての完成度を追求している。
特筆すべきは、649ドルという極めて強気な価格設定だろう。日本円に換算すれば10万円の大台が見えるこの水準は、アップルのAirPods Maxをも上回り、ハイエンドオーディオの領域へ真正面から踏み込む覚悟の表れ。ブランドの再定義とも言えるはずだ、今回の劇的な方向転換は。
デザイン刷新に伴い、イヤーカップの形状やヘッドバンドのパッド量も調整されており、長時間のリスニングに耐えうる快適性の向上も期待できる。同時期に展開されるXperia 1 VIIIとの連携を含め、ソニーがモバイルとオーディオの双方で「真のプレミアム」を再定義しようとする意図は明白だ。
性能数値の競い合いから、素材の質感と所有欲を揺さぶる次元へ。この高価格に見合うだけの「音」と「体験」をソニーがいかに提示してくるのか、5月末の市場が示す審判が今から待ち遠しい。
Source:Android Headlines

