Nothing Phone (3a)と(3a Pro)の発売が間近に迫り、期待が高まる中、ついに両モデルの完全なスペックシートがリークされました! 驚くべきことに、両モデルのスペックはほぼ同一で、双子と言えるほど。この記事では、リークされた情報を基に、Nothing Phone (3a)と(3a Pro)のスペックを徹底比較し、その驚きの類似点と微妙な違いを詳細に解説します。

Nothing Phone (3a)と(3a Pro)の最新情報まとめ

1.ディスプレイ:鮮やかで滑らかな120Hz表示
両モデルとも、6.77インチのFHD+ディスプレイを搭載。120Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかで快適な操作性を実現しています。さらに、1,300nitsの高輝度モードと3,000nitsのピーク輝度により、明るい屋外でも画面が見やすく、没入感のある映像体験を提供します。パンチホール型の前面カメラを採用し、画面占有率も高く、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。保護ガラスには、Corning Gorilla Glassの代替品であるPanda Glassを採用し、耐久性にも配慮しています。
2.パフォーマンス:Snapdragon 7s Gen 3で快適動作
心臓部には、QualcommのSnapdragon 7s Gen 3を搭載。ミッドレンジながら高い処理能力を誇り、普段使いはもちろん、ゲームも快適に楽しめます。RAMとストレージ容量はモデルによって異なり、Proモデルは12GB RAM + 256GBストレージの1構成のみ。標準モデルは8GB/12GB RAMと128GB/256GBストレージの組み合わせから選択可能です。
3.カメラ:OIS搭載のトリプルカメラで美しい写真撮影
カメラは両モデルともトリプルカメラ構成で、OIS付き50MPメインカメラ、8MP超広角カメラ、OIS付き50MP望遠カメラを搭載。高画質な写真や動画を撮影できます。ただし、望遠レンズの倍率が異なり、Phone (3a)は2倍、Phone (3a) Proは3倍となっています。また、前面カメラはProモデルが50MP、標準モデルが32MPと、画素数に違いがあります。

4.バッテリー:5000mAh大容量バッテリー&50W急速充電
バッテリー容量は両モデルとも5000mAhと大容量で、長時間の使用も安心。50Wの有線急速充電に対応し、短時間で充電が完了します。容量はここ最近ではよくある
5.ソフトウェアとその他
OSは、Android 15をベースにしたNothing OS 3.1を搭載。Nothing独自の洗練されたUIで、快適な操作性を実現しています。microSDカードスロットは非搭載ですが、デュアルSIMに対応しています。また、オーディオジャックは非搭載です。防塵・防水性能はIP64等級で、多少の水滴や埃から端末を守ります。
6.Nothing Phone (3a)と(3a Pro)の比較表
項目 | Nothing Phone (3a) | Nothing Phone (3a) Pro |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.77インチ FHD+ 120Hz | 6.77インチ FHD+ 120Hz |
プロセッサ | Snapdragon 7s Gen 3 | Snapdragon 7s Gen 3 |
RAM | 8GB/12GB | 12GB |
ストレージ | 128GB/256GB | 256GB |
メインカメラ | 50MP (OIS) + 8MP + 50MP (OIS, 2倍) | 50MP (OIS) + 8MP + 50MP (OIS, 3倍) |
前面カメラ | 32MP | 50MP |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh |
充電 | 50W有線 | 50W有線 |
OS | Nothing OS 3.1 (Android 15) | Nothing OS 3.1 (Android 15) |
その他 | デュアルSIM, IP64 | デュアルSIM, IP64 |

7.価格と発売日
価格と発売日については、まだ3月4日19時(日本時間)に発表される予定です。
Nothing Phone (3a) と (3a Pro) の価格がリークされました。国によって若干の価格差がありますが、以下のようにまとめられます。
Nothing Phone (3a)
- 8GB RAM + 128GB ストレージ
フランス・イタリア: 349ユーロ(約55,300円)
ドイツ・スペイン: 329ユーロ(約52,100円) - 12GB RAM + 256GB ストレージ
フランス・イタリア: 399ユーロ(約63,200円)
ドイツ・スペイン: 379ユーロ(約60,100円)
Nothing Phone (3a Pro)
ドイツ・スペイン: 459ユーロ(約72,700円)
12GB RAM + 256GB ストレージ:
フランス・イタリア: 479ユーロ(約75,900円)
どちらを選ぶべき?
Nothing Phone (3a)と(3a Pro)は、スペックの差が非常に小さく、どちらを選ぶべきか迷う方もいるかもしれません。望遠レンズの倍率や前面カメラの画素数にこだわりがなければ、標準モデルで十分でしょう。Proモデルは、より高画質な写真や動画を撮影したい方、より多くのRAMとストレージ容量を必要とする方におすすめです。ということで、Nothing Phone (3a)で十分でしょう!
それよりも、Nothing Phone (3a/3a Pro)のSoCがSnapdragon 7s Gen 3とリークされ、期待していたDimensity 8400 Ultraではなかったことに落胆の声も上がっています。確かに、現行のミッドレンジ帯としてはやや物足りないスペックと言えるかもしれません。
しかし、Nothing Phoneの魅力は背面デザインにあり、日常使いのパフォーマンスを求めるユーザーにとってはSnapdragon 7s Gen 3でも十分でしょう。ヘビーなゲームなどをしない限り、快適に利用できるはずです。
価格面では、POCO X7 Proなど高コスパ機種と比較すると厳しい競争が予想されます。ただし、前作同様にFeliCa(おサイフケータイ)に対応していれば、日本市場では大きなアドバンテージとなるでしょう。
