2007年の初代iPhone登場以来、革新的な進化を遂げてきたAppleのスマートフォン。その中でも、ディスプレイの進化は目覚ましいものがありました。しかし、完全なベゼルレスディスプレイの実現は、依然として大きな課題を抱えているようです。この記事では、2026年に予定されていたフチなしiPhoneの発売延期に関するリーク情報、そしてAppleが直面する技術的課題について深掘りしていきます。
ベゼルレスiPhoneに関する最新情報まとめ
夢の「オールスクリーン」iPhoneはいつ実現するのか?
The Elecの報道によると、完全なベゼルレスディスプレイを搭載したiPhoneの発売は、2026年から2027年以降に延期される可能性が高いとのこと。AppleはSamsung DisplayやLG Displayと共同で開発を進めていますが、いくつかの技術的課題が解決できていないようです。
Appleが目指す「真の」ベゼルレスディスプレイとは?
Appleが目指すベゼルレスディスプレイは、単にベゼルを狭くするだけでなく、ディスプレイのエッジを湾曲させ、Apple Watchのようにデバイス全体を覆うようなデザインを目指していると言われています。これは、SamsungやXiaomiが採用している曲面ディスプレイとは異なり、フラットスクリーンとシャープなエッジを維持しながら、シームレスなデザインを実現するという、Appleらしいこだわりが感じられます。
技術的課題はOCAの開発難航が最大の壁
完全なベゼルレスディスプレイを実現するための最大の課題は、OCA(光学透明接着剤)の開発です。OCAは、湾曲したエッジの周囲の接着に使用されますが、現在の技術では側面図に歪みが生じてしまう問題があるようです。さらに、落下時の衝撃による損傷への対策も課題となっています。
Appleが抱える様々な課題について
OLEDディスプレイを環境要素から保護するTFE(薄膜カプセル化)技術も、ベゼルレスディスプレイ実現には不可欠です。TFE技術の進化なくしては、耐久性と信頼性を確保することが難しいでしょう。
さらに、iPhoneがベゼルレスデザインを実現するためには、5Gアンテナなどの重要なコンポーネントをどこに配置するかも大きな問題です。限られたスペースに効率的に配置する技術の開発が求められます。
なにより、Appleは常に最高のユーザー体験を提供することにこだわってきました。そのため、技術的な課題を克服し、完璧なベゼルレスディスプレイを実現するまで、発売を延期する可能性も十分に考えられます。
まとめ
正直、昔はベゼルなんて細ければ細いほど良い!とか思っていましたが、実際はケースを着けたりなんだりで、別にそこまで気にならなくなったのが現状ですね。iPhoneに関してはベゼルレスとか言う前に、早く折り畳みiPhoneとか、もっと新しいデザインのiPhoneを出すなりと、やって欲しい事は沢山ありますよね…2025年こそAppleさんには頑張って頂きたいですよ。がんばれって!まぢで!
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