快適な装着感と高音質を両立した完全ワイヤレスイヤホン、LinkBuds Fit。通勤・通学、スポーツ、仕事など、あらゆるシーンで本当に活躍でるのか?
LinkBuds Fitは、ソニーが手掛ける完全ワイヤレスイヤホン。その最大の特徴は、軽くて快適な装着感と、高音質を両立している点です。さらに、周囲の音を取り込みながら音楽を楽しめる「ながら聞き」と、音楽に没入できるノイズキャンセリング機能を搭載し、シーンに合わせて使い分けることができます。この記事では、LinkBuds Fitの魅力を余すことなくお伝えします。
新たなLinkBudsシリーズ【LinkBuds Fit】の特徴5選
1. 装着感:一日中つけていても疲れない快適さ
LinkBuds Fitは、驚くほど軽量でコンパクトな設計。耳に優しくフィットし、長時間装着していても疲れにくいのが魅力です。イヤーピースも様々なサイズが用意されているので、自分の耳にぴったり合うものを選べます。実際に一日中装着してみましたが、耳への負担はほとんど感じませんでした。これは通勤・通学時や、長時間の作業中に音楽を聴きたい人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
2. 音質:クリアでバランスの良いサウンド
LinkBuds Fitの音質は、クリアでバランスが良い印象。低音から高音までしっかりと再現され、様々なジャンルの音楽を楽しめます。特にボーカルがクリアに聴こえるので、歌もの好きにはおすすめです。ノイズキャンセリング機能も優秀で、周囲の騒音を効果的にカットしてくれます。静かな環境で音楽に没入したい時に最適です。
3. ながら聞き機能:周囲の音を聞きながら安全に音楽を楽しめる
LinkBuds Fitの「ながら聞き」機能は、周囲の音を取り込みながら音楽を聴くことができる機能です。これは、ジョギングや散歩中に周囲の状況を把握しながら音楽を楽しみたい時に非常に便利です。また、オフィスで同僚と会話しながら音楽を聴きたい時にも役立ちます。
4. マルチポイントペアリング:複数のデバイスと同時接続可能
LinkBuds Fitは、マルチポイントペアリングに対応。スマートフォン、タブレット、パソコンなど、複数のデバイスと同時に接続できます。デバイスを切り替える手間が省けるので、非常に便利です。例えば、スマートフォンで音楽を聴いている途中でパソコンでWeb会議に参加する場合でも、LinkBuds Fitを付け替える必要はありません。
5. その他の機能:充実の基本性能
LinkBuds Fitは、他にも便利な機能が満載です。音声アシスタント機能を使えば、音声で音楽の再生や停止、音量調整などが行えます。また、防水性能も備えているので、スポーツ中の汗や急な雨でも安心です。さらに、ケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に電源がオンになり、ケースに戻すと電源がオフになる機能も搭載。使い勝手にもこだわっています。
6. あとがき
LinkBuds Fitは、みたまんまとてもコンパクトであることがわかります。日本だけでなく海外も含めてレビューしている情報が少なかったので、得られる情報は少なかったのですが、とりあえず体感する個人差にもよりますが、ノイキャンレベルはLinkBuds Sと同等、音質もさほど変わらない模様です。
気になるのは、バッテリーの持続時間が5時間弱と、最近のワイヤレスイヤホンが7時間ぐらい持つものが多くなったため、ちょっと心もとない感じも否めません。
ただ、ソニー製品だけでみるならば、WF-1000XM5が4万円台なのでLinkBuds Sぐらいの性能で、もうちょっとつけ心地は軽めの方が良いと思っている人は、うってつけのワイヤレスイヤホンではないでしょうか。
同時期に発売されたLinkBuds Openもありますが、個人的には耳の小さい方にはおすすめできません。あの形状でしっかり音も聞こえて、周りの音も聞こえるというのは素晴らしいのですが、私のような耳自体が少し小さめの方にはおすすめできません。
数時間の装着で耳への負担が大きくなってしまうので、前作の初代LinkBudsを購入から2週間で手放した苦い記憶があります。
本当にLinkBuds Sからの乗り換えや、コストを少しでも抑えながらソニーサウンドを楽しみたい方にはLinkBuds Fitが最適解なのではないでしょうか。
追記 10/14
昨日ソニーストアーで実機を試させて頂きました。音質は、まぁ好みなのでなんとも言えませんが、外音取り込み機能に関しては、ちょっと個人的に気になる部分がありました。それは…
『自分の声が籠もって聞こえる』
です。確かに外部の音や声は綺麗に拾ってくれますし、前作のLinkBuds Sよりも綺麗に拾っている感じはしました。
ですが、自分の発した声が内部で籠もる感じがするんですよね。これは構造上仕方はないと思うのですが、どうしてもこれだけは…個人的には辛い。