屈強で無骨。そんなG-SHOCKの固定概念を覆す未発表モデル「GMA-S160」の姿が、海外のブログを通じてリークされた。
最大の特徴は、ケースとバンドが一体化したかのようなシームレスな構造。タフネスの象徴だった時計が、スマートウォッチやフィットネスバンドのような洗練されたフォルムへと舵を切った。これは単なる新製品ではない。G-SHOCKのデザイン言語が新たなフェーズへ突入した決定的な証拠だ。
公開された情報によると、GMA-S160は40.7mmのコンパクトなケースを採用。定番のスクエア型と大ヒットした八角形(カシオオーク)を融合させたような、絶妙な形状に仕上がっている。名機「F-91W」を思わせるレトロなチープカシオの雰囲気を纏いつつも、全体から受ける印象は極めてモダン。


特筆すべきは、やはりケースとバンドの接合部。
ラグにぴったりと沿うように設計されたカーブが、両者をあたかも一枚の部品であるかのように見せている。エッジの効いたベゼルデザインによってバンド部分がスリムに際立ち、従来の重厚なG-SHOCKのイメージから完全に脱却している。
視認性を担う文字盤には、立体感を強調した3Dダイヤルを採用。
ケースとバンドに環境配慮型のバイオベース樹脂を用いながら、インデックスや針、バックルには光沢のあるメタリック仕上げを施し、上質なコントラストを生み出した。小さなデジタル表示窓を備えたアナデジ仕様で、デュアルタイム、ストップウォッチ、2つのLEDによるスーパーイルミネーターなど、日常使いに必要な機能は網羅。当然ながら、200m防水という絶対的なタフネスは妥協なく継承されている。
スマートウォッチが普及し、腕元に「凹凸のない滑らかなフォルム」が求められる昨今。カシオは自らのアイデンティティである堅牢性を保ちながら、現代のウェアラブルトレンドへの最適解を導き出したのだろう。
予想されるブラック、ブルー、ベージュというニュートラルな3色展開からも、性別やシーンを問わず日常に溶け込む時計を目指した意図が透けて見える。早ければ10月中旬にも市場に投入される見込みだ。
Source:Casioblog


