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折りたたみスマートフォン市場へついに参入するAppleが、初の折りたたみ機「iPhone Ultra」専用の新型Apple Pencilを開発していたことが明らかになった。しかし、期待されていたペン入力機能は、本体との同時投入が見送られる公算が大きい。
ブルームバーグの報道によると、AppleはiPhone Ultraの筐体に合わせて短めに設計したApple Pencilの特別バージョンを試作している。iPad Proと同様に端末の金属フレームへ磁力で装着でき、そのままワイヤレス充電までこなす仕様だ。持ち運びの煩わしさを解消する、Appleらしい洗練されたアプローチと言える。
だが、製品化の前に立ちはだかったのが、折りたたみディスプレイ特有の耐久性の問題だ。従来の強化ガラスと異なり、屈曲させるパネル表面はどうしても柔軟性重視で柔らかくなる。スタイラスペンの筆圧による画面への傷や凹みを嫌い、Appleが慎重な姿勢を崩していない格好だ。
スペック面では、開けば7.76インチの大画面、閉じても5.49インチのサブ画面で扱えるサイズ感に、最新の「A20 Pro」チップや約5,800mAhの大容量バッテリー、4800万画素のデュアルカメラを搭載すると噂されている。先行する競合の折りたたみ機がスタイラスペン対応を進めるなか、大画面を活かすペンの見送りは初号機として惜しいポイントになりかねない。
とはいえ、プロトタイプ自体はすでに存在する。画面素材の進化やペン先の改良が進めば、後日の追加発売や第2世代での投入に十分期待が持てる。まずは9月9日の発表会で、Appleがこの未完のピースにどう言及するのか、そして初となる折りたたみ端末がどこまで完成度を高めて登場するのか注目したい。
Source:Bloomberg


