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秋の商戦期を前に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の配信イベント「State of Play」が9月に開催される公算が高まっている。待望の大型タイトルの続報に期待が寄せられる一方、今回の配信はいつもと異なる緊張感に包まれている。焦点は、パッケージ版ディスクの新規生産停止をめぐって過熱するコミュニティの抗議活動だ。
複数の業界インサイダーによると、配信時期は確定に向けた最終調整に入っており、早ければ9月上旬、遅くとも例年通りの9月中旬までには実施される見通しだ。ラインナップとしては、ノーティードッグが手がけるSF大作『Intergalactic : The Heretic Prophet』の続報や、ホラーおよびRPGの有力サードパーティタイトルの登場が取り沙汰されている。
だが、華やかな新作発表の裏で、配信プラットフォームのコメント欄は荒れ模様となる可能性が高い。発端は、2028年初頭をもってPS5向けディスクの新規プレスを停止するという方針への反発だ。
すでに8月中旬の配信ではチャット欄がディスクの絵文字で埋め尽くされ、下旬にはPSNへのログイン停止を呼びかけるボイコット運動「PSBlackout」にまで発展した。現時点で新作の予約動向に致命的な打撃は出ていないものの、反発の勢いは衰えていない。
プラットフォーマーとしては、デジタル専売化によって流通コストを削り、利益率を高めたいのが本音だろう。SteamをはじめとするPC市場ではダウンロード販売が標準化しているが、家庭用ゲーム機の市場において、パッケージのコレクション性や中古売買を重宝する層の存在感は依然として大きい。
組織的な配信妨害を避けるため、ソニー側が配信日程の告知を直前まで引っ張る防衛策を講じる見立てもある。


