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グローバルでの全方位戦略から、巨大市場への一点突破へ。OnePlusの戦略転換が鮮明になっている。
北米とヨーロッパにおける新製品展開の中止という苦渋の決断を下した同社だが、その裏でインド市場に対する並々ならぬ執念を見せている。単なる事業の縮小ではない。的を絞り込み、PCの代替となるハイエンドな大型Androidタブレットで覇権を握るという、極めて野心的な生存戦略へのシフトだ。
今年4月にインドで投入された「OnePlus Pad 4」は、まさにその象徴と言える。
13.2インチというノートPC顔負けの巨大ディスプレイ。そこに最新鋭のSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、13,380mAhの大容量バッテリーで駆動させる。もはや動画視聴やブラウジングのためのサブ機ではなく、メインマシンとして最前線で酷使されることを前提とした暴力的なまでのスペック構成だ。

さらに興味深いのは、同社インド法人のIoT事業責任者であるヴァルン・ジャ氏の最近のスタンス。
一部メディアで囁かれていた「8.3インチクラスの小型タブレット投入」の噂に対し、ユーザーの志向は大画面化にあるとして、小型モデルへの参入をあっさりと否定した。iPad miniが長年君臨するニッチ市場。あそこにリソースを割くことは、現在のOnePlusにとって得策ではないという冷徹な経営判断が透けて見える。
タブレットの小型化は、スマートフォンとの境界線を曖昧にする。スマートフォンの画面が大型化の一途を辿る中、8インチ台のデバイスは中途半端な存在になりかねない。OnePlusが狙うのは、あくまで「PCの完全な代替」という明確なポジションの確立。
それを裏付けるのが、近日中の発売が予告されているOnePlus Pad 4専用の「スマートキーボード」の存在。
単なるカバーの延長ではない。フルサイズの78キーレイアウトを採用し、ノートPCと同等の1.5mmという深いキーストロークを確保した。タイピングの快適さに直結するこの数値を妥協しなかった点に、「コンテンツ消費からクリエーションへ」という強烈なメッセージが込められている。
欧米市場というレッドオーシャンから勇気ある撤退をし、経済成長が著しく、モバイル端末がそのままメインPCとして機能しやすいインド市場にリソースを全集中する。
Source:91mobiles

