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ソニーの次世代機「PlayStation 6」時代、ゲームソフトの買い方が劇的に変わるかもしれない。英国とオランダで牙をむく、PSストアの独占を巡る集団訴訟。これがソニーの強固なプラットフォーム経営を揺るがす足がかりになりつつあるからだ。
問題の根底にあるのは、PlayStationにおけるデジタルコンテンツ販売の完全な独占状態だ。現行のPS5を含め、デジタル版ソフトはソニーが運営するPSストアでしか購入できない。30%に及ぶ手数料と価格決定権をソニーが一手に握る構造に対し、ユーザーやパブリッシャーの不満は限界に達している。複数のデジタルストアが鎬を削り、日常的にセールが実施されるPC市場とはあまりにも対照的と言わざるを得ない。
英国では約1200万人のユーザーを代表し、約20億ポンド規模の損害賠償を求める裁判が進行している。原告側が要求しているのは、単なる金銭的補償にとどまらない。サードパーティ事業者へのデジタル販売権の開放、すなわちプラットフォームの自由化だ。
ネット上では「PS6でSteamが動くのではないか」という極端な期待すら囁かれている。しかし、より現実に即した落としどころは別の場所にある。Amazonなどの外部ECサイトによる「デジタルダウンロードコードの割引販売」の解禁だ。PCゲームの世界で定着しているキーコード販売が導入されれば、実質的な価格競争が巻き起こる。
物理メディアの需要が縮小し、完全デジタル化への移行が進むなかで、閉鎖的なストア構造を維持し続けるのは極めて困難だ。巨大IT企業の「壁に囲まれた庭」に対する世界的な規制の波は、PlayStationの生態系をも確実に飲み込みつつある。
判決の確定までにはまだ時間を要するものの、市場の地殻変動はすでに始まっている。PS6が姿を現す頃、僕たちが手にするデジタルゲームの価格は、ソニー一社の一方的なコントロールから解き放たれているはずだ。
Source:Reddit


