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メモリ高騰でPCの買い替えや増設が難航するなか、マイクロソフトが8GB RAM搭載PCに向けたWindows 11の本格的な軽量化へ舵を切った。起動しているだけで6GB近くを消費する悲惨な現状に、ついにメーカー自らがメスを入れる。
そもそも、なぜ8GB構成でここまで動作が重くなるのか。元凶の多くは、バックグラウンドで動くWebView2だ。Web技術で手軽にアプリを作れる利点と引き換えに、システム全体のメモリを容赦なく食いつぶす構造を作り上げてしまった。
この問題に対しマイクロソフトは、ファイルエクスプローラーなどの根幹機能を軽量なWinUIへ順次置き換えている。サードパーティの開発者に対してもWeb依存からの脱却とネイティブアプリ化を強く促すなど、OS内部の無駄な贅肉を削ぎ落とす作業が着々と進行中だ。
スマホや競合のMacが標準スペックを引き上げる一方で、半導体コストの影響から安価な8GBモデルを使い続けるユーザーは世界中にごまんといる。スペック向上で強引に押し切るのではなく、リソースの最適化で快適さを引き出す姿勢は、広大なユーザー層を繋ぎ止める上で極めて現実的で賢明な判断と言える。
一連の最適化は段階的に実施され、2026年末にかけてより広範な改善がもたらされる見通しだ。かつての軽快さを取り戻し、長年連れ添ったPCが再び息を吹き返すのか。ユーザーの期待を背負ったアップデートの出来栄えに注目したい。
っていうか、Microsoft君。その前に高速スタートアップの方をだね…
Source:Microsoft


