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サムスンが長年採用してきたシリコン製イヤーチップを捨て、新たな領域へ踏み出す。
公式アプリからのデータ流出により、耳を塞がないオープンイヤー型の新型イヤホン「Galaxy Buds On(仮称)」の姿が鮮明になった。長時間の装着でも疲労を感じさせない次世代のオーディオ体験が、いよいよ現実のものとなる。
流出したイラストが示すのは、耳を挟み込むクリップオン式の全く新しい構造。音を導く丸みを帯びたインナーモジュールと、耳の後ろで固定するフラットなアウターモジュールで構成される。外装には淡いグリーンやグレーのアクセントが施されているという。


採用されたのは骨伝導ではなく空気伝導。すでに市場を牽引するボーズの「Ultra Open Earbuds」やファーウェイの「FreeClip」と同じオープン型ワイヤレスステレオ(OWS)のアプローチをサムスンも選択した形だ。
この背景にあるのは、ユーザーのライフスタイルの変化。周囲の環境音を取り込みつつ、長時間のオンライン会議やワークアウトでも耳を疲れさせない「ながら聴き」の需要は急激に拡大している。
従来の密閉型が抱えていた閉塞感という課題。これを独自のエルゴノミクスデザインでどう解決してくるのか。スマートフォン最大手による本格参入は、オープンイヤー市場の勢力図を大きく塗り替えるポテンシャルを秘めている。
当初は7月の新製品イベントでの発表が期待されていたが、お披露目は持ち越された。現時点では、次期スマートフォン「Galaxy S26 FE」の発表が有力視される9月上旬のイベントでの同時リリースが濃厚とみられている。
オープンイヤーイヤホンは今、オーディオ機器で最も熱を帯びている激戦区。圧倒的なGalaxyエコシステムを持つサムスンの新型機は、ウェアラブル業界全体の進化をさらに加速させる起爆剤となるに違いない。
Source:SamMobile


