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8月12日の「Made by Google」を目前に控え、早くも暗雲が立ち込め始めた。Google Play Consoleの登録情報から浮上した「Pixel Watch 5」の初期スペックは、期待を大きく裏切る内容だ。
なんと、旧世代プロセッサの据え置きと価格引き上げという、ユーザーにとって最も厳しいシナリオが現実味を帯びている。
SoCとして確認されたのは、前モデルと同じQualcomm SW5100(Snapdragon W5 Gen 2)だ。RAMこそ2GBから3GBへと増量されるものの、メインCPUは4コアのCortex-A53。今となっては骨董品レベルの構成と言わざるを得ない。
ライバル陣営を見渡せば、その遅れは致命的だ。SamsungがGalaxy Watch9に投入するQualcomm Snapdragon Wear Eliteは、最新の3nmプロセスを採用している。性能差はCPUで最大5倍、GPUに至っては7倍という次元の違うスピード感を誇る。最新OSやAI機能を滑らかに動かす土台において、圧倒的な差をつけられる格好だ。
画面密度320 PPIのディスプレイやWi-Fi 6、UWB対応といった通信周り、さらには外観デザインに至るまで目立った進化は見当たらない。それにもかかわらず、欧州でのリーク価格は41mmモデルで20ユーロの値上げが囁かれている。
ハードウェアの刷新を諦め、メモリ増量とソフトウェア調整で乗り切ろうとする姿勢は、激化するスマートウォッチ市場において大きな賭けだ。スペック不足をGoogleエコシステムの魅力でどこまでカバーできるのか。正式発表での巻き返しに注目が集まる。
Source:9to5Google


