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ポータブルゲーム機市場が過熱するなか、レノボがローカル処理を切り捨てた「クラウド特化」の勝負に出た。テンセントとタッグを組んだ新型ハンドヘルド「Legion C700」のティザー公開は、ハードウェアのスペック競争から脱却し、手軽さとモバイル性を極限まで追求する新たなトレンドの幕開けを予感させる。
今回お披露目されたC700は、洗練された白い筐体にXboxスタイルの非対称スティックを配置し、同社の人気PCモデル「Legion Go」の優れたDNAを色濃く受け継いでいる。特筆すべきは、中国ネット大手のテンセントによるクラウドゲーミングサービス「START」との共同開発である点。高価なハイエンドSoCや巨大な冷却ファン、大容量バッテリーを必要としないクラウド専用設計だからこそ、圧倒的な薄型軽量化と手に取りやすい価格帯の実現に期待がかかる。
レノボにとって、この領域への挑戦は2021年に開発中止となった「Legion Play」のリベンジマッチでもある。当時に比べて5GやWi-Fiインフラが劇的に進化した現在、スタンドアロン型クラウド機の存在意義は当時とは比べものにならないほど大きい。先行するLogitech G Cloudなどの競合に対し、レノボがゲーミングブランドとして培ったノウハウをどう落とし込んでくるのか。操作性を左右するアナログトリガーの採用有無を含め、ハードウェアの完成度に注目が集まる。
詳細なスペックや価格、そしてグローバル展開の有無は8月に明かされる。C700の成否は、通信環境という目に見えない壁をユーザーにいかに意識させないか、その最適化の度合いにかかっている。重厚長大化が進むポータブルゲーミングPC市場に対し、この軽快な刺客がどのような一石を投じるのか、夏の正式発表を待ちたい。
Source:Weibo

