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値上げが続く動画サブスク市場で、ディズニーが仕掛ける「無料化」の奇策。関係者からの情報として浮上したDisney+の無料プラン検討のニュースは、飽和状態にあるストリーミング業界の大きな転換点になる。定額制の限界が見える中、無料動画の絶対王者であるYouTubeへの対抗策としても、この動きは見逃せない。
過去10年で各社の料金は跳ね上がった。Disney+はサービス開始時の月額700円から月額1,250円へ高騰し、NetflixやApple TV+も2倍以上の水準になっている。企業がユーザー数獲得のフェーズを終え、収益性を重視し始めた結果だが、ユーザーの財布は限界だ。結果として、タイパも良く無料で楽しめるYouTubeなどのプラットフォームに視聴者が流れるのは必然と言える。
ここで浮上した無料プランの構想は、単なる既存作品のバラ撒きではなさそうだ。ディズニーが近年注力している短編オリジナル作品や縦型動画といったショートコンテンツを主軸に据える可能性が高い。Netflixには完全無料プランがなく、Amazonプライムも会員特典の枠内にとどまる。だからこそ、ディズニーが「オリジナルを含む真の無料枠」を開放すれば、他社との強力な差別化要因になる。有料プランへの強力な導線としても機能するはずだ。
公式発表はまだないものの、エンタメの王者が仕掛けるこの一手は、サブスク疲れを起こしたユーザーを引き戻す特効薬になりえるのか?今後の続報が楽しみである。
Source:Business Insider


