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iPhone 18 Proの最低価格が1,399ドル(約22万円)へ急騰する──。テック業界を揺るがす衝撃の予測が現実味を帯びてきた。ティム・クックCEOが部品コストの高騰を背景に値上げを示唆したことで、次世代フラッグシップはかつてないプレミアム路線へ舵を切ることになりそうだ。
今回の価格引き上げの主因として挙げられているのが、DRAMやNANDフラッシュメモリといった主要コンポーネントの調達コスト上昇だ。しかし、アップルはもともとメモリの価格設定において、市場の実勢レートを大きく上回る高水準の利益幅を維持してきた。アナリストの分析によれば、同社が誇る47%という驚異的な粗利益率を今後も死守するためには、ベースモデルの価格を従来の1,099ドルから一気に300ドル近く押し上げる必要があるという。
市場への影響は計り知れない。現行のiPhone 17 Proシリーズからこれほどの価格跳ね上げが敢行されれば、最上位に位置するであろうiPhone Ultraや大容量モデルは、容易に2,000ドル(約31万円)の壁を突破する計算になる。これは単なる物価高の反映ではなく、スマートフォンというプロダクトの枠を超えた、贅沢品への完全なシフトを意味している。
一方で、供給網の情報を扱うメディアからは、ベースモデルに関してはアップル側が利益率をある程度犠牲にして価格を据え置く、という相反する予測も浮上している。ユーザーの買い替えサイクルが長期化するなか、全ラインナップの一斉値上げは急速な顧客離れを招きかねない。それゆえに、標準モデルとPro/Ultraモデルとの間の価格格差をかつてないほど広げ、富裕層から確実に利益を回収する二極化戦略をとる可能性が極めて高い。
スマートフォンの成熟期において、アップルが仕掛けるこの強気な価格戦略が、競合するサムスンやGoogleの次期フラッグシップにどう波及するか。今後の市場動向と消費者の受容性の限界を見極める上で、iPhone 18シリーズの価格設定は最大の試金石となるだろう。
Source:The Wall Street Journal

