Redmi Note 12 Turboは、中国のスマートフォンメーカーであるXiaomiが製造・販売しているAndroidスマートフォンの一つです。2022年12月に発売され、コストパフォーマンスに優れたミドルレンジモデルとして注目されていますが、性能的にはハイエンドと言っても遜色ないレベルです。
Redmi Note 12 Turboは、Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 2オクタコアCPUを搭載し、8GBまたは12GBのLPDDR5 RAMと256GBまたは512GBのUFS 3.1内部ストレージを備えています。
また、64MPのプライマリーカメラ、8MPの超広角レンズ、2MPのマクロレンズを搭載したトリプルカメラセットアップがあり、高品質な写真やビデオを撮影できます。
さらに、5000mAhの大容量バッテリーに加え、67Wの高速充電にも対応しています。
はい!もうこれだけで十分な性能ですね。普段使いにもゲーム使いにも問題ないレベルだといえます。
それでいて価格が約4万円というから、文句のつけようがありません!これは是非ともお財布ケータイ機能を付けて、国内での販売をして頂きたいものです。
Redmi Note 12 Turboの経緯
– 2022年12月20日: Xiaomiは、Redmi Note 12 Turboを正式に発表しました。このスマートフォンは、高性能なプロセッサ、大容量のRAMとストレージ、高性能なカメラ、大容量のバッテリー、高速充電、5Gなどの機能を備えています。
– 2022年12月21日: Xiaomiは、Redmi Note 12 Turboの予約受付を開始しました。このスマートフォンは、白、青、黒、ハリー・ポッターエディションの4色で展開されます。
– 2022年12月28日: Xiaomiは、Redmi Note 12 Turboの販売を開始しました。このスマートフォンは、Xiaomiの公式ウェブサイトや一部の小売店で購入することができます。
– 2023年1月: Redmi Note 12 Turboは、アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカなどの地域で販売されました。
Redmi Note 12 Turboは、発表からわずか1週間後に予約受付を開始し、その後1週間後に販売を開始しました。また、世界各地で販売されたことで、多くのユーザーに利用されています。
Redmi Note 12 Turboの性能
Redmi Note 12 Turboの特徴を以下にまとめます。
1. 高性能なプロセッサ: Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 2オクタコアCPUを搭載しており、高速な処理が可能です。
2. 大容量のRAMとストレージ: 8GBまたは12GBのLPDDR5 RAMと256GBまたは512GBのUFS 3.1内部ストレージを搭載しており、多くのアプリやファイルを保存しても快適に動作します。
3. 高性能なカメラ: 64MPのプライマリーカメラ、8MPの超広角レンズ、2MPのマクロレンズを搭載したトリプルカメラセットアップがあり、美しい写真や高品質なビデオを撮影できます。
4. 大容量のバッテリー: 5000mAhのバッテリーを搭載しており、長時間の使用にも耐えられます。
5. 高速充電: 67Wの高速充電に対応しており、30分でバッテリーを70%まで充電できます。
6. 5G対応: 5Gネットワークに対応しており、高速で安定した通信が可能です。
7. MIUI 14: Xiaomi独自のMIUI 14を搭載しており、快適なユーザーエクスペリエンスを提供しています。
8. ディスプレイ: 6.67インチのFHD+ディスプレイを搭載しており、鮮明で明るい画像を表示します。
9. 防水性能: IP68の防水性能を備えており、水や塵などから守られます。
以上がRedmi Note 12 Turboの主な特徴です。高性能な機能を備えながら価格が非常に魅力的であるため、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンとして注目されています。
Redmi Note 12 Turboの評価
Redmi Note 12 Turboは、日本国内では正式に販売されていないため、日本での評価はあまりありません。ただし、海外から輸入して使用しているユーザーからは、高い評価を受けています。
日本国内での販売がない理由としては、Xiaomiが日本市場に進出するための法的手続きや、日本市場に対応した製品の開発が必要になるためだと考えられます。
一方で、海外での評価からは、高性能な機能を備えながら価格が非常に魅力的であるため、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンであるという評価が多く見られます。また、バッテリーの持ちが良く、高速充電に対応していること、カメラが素晴らしいことなども評価されており、海外のユーザーから支持を受けています。
– GSM Arenaは、Redmi Note 12 Turboについて、「コストパフォーマンスに優れたスマートフォンで、大容量のバッテリー、高速充電、高性能なカメラ、そして5Gなどの機能を備えています。ディスプレイも素晴らしく、MIUI 14で動作することで、快適なユーザーエクスペリエンスを提供します。」と述べています。
– TechRadarは、Redmi Note 12 Turboについて、「高性能なプロセッサ、大容量のRAMとストレージ、そして大容量のバッテリーといった機能を備えた素晴らしいスマートフォンで、価格も非常に魅力的です。」と述べています。
– Android Authorityは、Redmi Note 12 Turboについて、「Redmi Note 12 Turboは、高性能なスマートフォンで、5G接続、高速充電、そして高性能なカメラなどの機能を備えています。価格が非常に魅力的であるため、コストパフォーマンスに優れた製品となっています。」と述べています。
これらのレビューから、Redmi Note 12 Turboは、コストパフォーマンスに優れた、高性能なスマートフォンであることがわかります。高性能な機能を備えながら、価格が非常に魅力的であるため、多くのユーザーから支持されているようです。
Redmi Note 12 TurboとRedmi Note 12 5Gの比較
非常にコスパの良いスマホはなかなか無いです。さすがXiaomiと言わんばかり製品なのですが、ここで気になるのは同じRedmiシリーズでコスパの良いと言われる、Redmi Note 12 5Gとどちらが本当におすすめなのか気になるところです。
【サイズ】
Redmi Note 12 TurboとRedmi Note 12 5Gは、どちらも6.67インチのディスプレイを搭載しています。しかし、「12 Turbo」はベゼル幅が狭くなっており、本体サイズが「12 5G」よりも小さいです。幅が1.26mm、高さが4.77mm、厚みが0.08mm、質量が8g軽くなっています。
【機能面】
Redmi Note 12 Turboは、Wi-Fi 6に対応しており、Redmi Note 12 5Gよりも高速で安定した通信が可能となっています。また、急速充電にも対応しており、最大67Wの充電が可能です。一方、Redmi Note 12 5Gは、Wi-Fi 5に対応しており、急速充電は最大33Wとなっています。
さらに、Redmi Note 12 Turboは、ハリーポッターとコラボした「Harry Potter X Redmi」エディションも発売されています。ファンにはたまらないアイテムとなっています。
【プロセッサー・ストレージ】
Redmi Note 12 Turboは、クアルコム製のSnapdragon 7+ Gen 2を搭載しており、処理性能が高くなっています。また、RAMとストレージもRedmi Note 12 5Gよりも強化されています。一方、Redmi Note 12 5Gは、エントリークラスのSnapdragon 4 Gen 1を搭載しています。
【カメラ】
Redmi Note 12 Turboは、背面に6400万画素メインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラを搭載しています。一方、Redmi Note 12 5Gは、4800万画素メインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラを搭載しています。Redmi Note 12 Turboのメインカメラのセンサーサイズが大きく、4K動画撮影にも対応しているため、写真や動画のクオリティが高くなっています。
スペック比較表
製品名 | Redmi Note 12 Turbo | Redmi Note 12 5G |
発売日 | 日本未発売(2023年3月現在) | |
SIMフリー | nanoSIM x2 | nanoSIM x2(1スロット:microSD) |
予想価格 | 約3.8万円〜 | 約2.4万円〜 |
OS | MIUI 14 | MIUI 14 |
SoC(プロセッサ) | CPU: Snapdragon 7+ Gen 2 オクタコア (最大2.91GHz)、GPU: Adreno | CPU: Snapdragon 4 Gen 1 オクタコア (最大2.0GHz)、GPU: Adreno 619 |
5G対応 | ◯ | |
RAM | 8GB、12GB (LPDDR5) | 4GB、6GB、8GB (LPDDR4X) |
ストレージ | 256GB、512GB (UFS 3.1) | 128GB、256GB (UFS 2.2) |
外部ストレージ | microSDXCカード(1TB)に対応予想 | microSDXCカード(1TB) |
モニター | 6.67インチ、フルHD+(2400×1080ドット)、比率20:9、中央パンチホール型、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz | 6.67インチ、有機EL AMOLED、450~1200nit、コントラスト比 450万:1、8bit、DCI-P3、E2 Pro、395ppi |
生体認証 | 指紋認証(側面に設置) | 指紋認証(側面に設置)、顔認証 |
バッテリー容量 | 5,000mAh | |
対応充電 | 急速充電67W | 急速充電33W |
背面/アウトカメラ | 6400万画素 1/2型 OIS (標準)+800万画素 120° (超広角)+200万画素 (マクロ) | 4800万画素 サムスン製JN1 1/2.76型 F1.8 4in1 (標準)+800万画素 OV08D 1/4型 118° F2.2 (超広角)+200万画素 F2.4 (マクロ) |
正面/インカメラ | 1600万画素 | 1300万画素 1/3.0型 F2.45 |
動画機能 | 背面: 4K 30fps、フルHD 240/120/60fps、HD 240/120/30fps、正面: フルHD 60fps、HD 30fps | 背面&正面: フルHD/HD 30fps |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6 | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
お財布ケータイ | × | |
イヤホンジャック | ◯ | |
幅 | 74.95mm | 76.21mm |
高さ | 161.11mm | 165.88mm |
奥行き/厚み | 7.9mm | 7.98mm |
質量/重さ | 181g | 189g |
Redmi Note 12 TurboとRedmi Note 5Gはどっちが買い?
Redmi Note 12 TurboとRedmi Note 5Gのコスパ比較を以下にまとめました。
【Redmi Note 12 Turbo】
メリット:
– より大きなRAMとストレージ
– 高性能なプロセッサ
– より高性能なカメラ
– 高速充電に対応
– 防水性能がある
デメリット:
– より高価
【Redmi Note 5G】
メリット:
– より低価格
– 5Gに対応
– 高性能なプロセッサ
デメリット:
– カメラの性能が劣る
– RAMとストレージが少ない
– 高速充電に対応していない
以上の比較から、Redmi Note 12 Turboはより高性能で、防水性能もある反面、価格が高くなっています。一方で、Redmi Note 5Gは低価格で5Gに対応しているものの、カメラやRAM・ストレージなどの性能が劣っています。
コスパの観点から見ると、Redmi Note 12 Turboは価格に比べて高性能であるため、コスパが良いと言えます。ただし、Redmi Note 5Gは低価格で5Gに対応しているため、予算が限られている場合や、5Gに対応したい場合には、コスパが良い選択肢の一つとなるでしょう。
とりあえず、個人としては『Redmi Note 12 Turbo』をおすすめしたいですね。
約14,000円ほどRedmi Note 12 5Gが安価になりますが、価格差を上回るほどの性能価値が、Redmi Note 12 Turboにはあるかと思われます。
とはいえ、日本での正式販売はまだまだ未定。なので、中国国内版のRedmi Note 12 Turboに、グローバル用のROMを焼き付けたものが、AliExpressで販売された時に狙って買うしかないのかもしれませんね。