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次世代フラッグシップ、Galaxy S26シリーズの価格戦略は、我々の予想を大きく裏切るものになりそうだ。最新のリーク情報によれば、Samsungは製造コストの高騰を自社で吸収し、販売価格を据え置き、あるいは最上位モデルにおいては実質的な値下げに踏み切る公算が極めて大きい。
信頼できるリーカー、ローランド・クヴァント氏が提示した最新の価格リストは、スマホ市場の常識を揺さぶる内容を含んでいる。特筆すべきは、これまでエントリーモデルの定番だった128GBモデルが廃止され、全ラインナップが256GB以上からスタートする点だ。

具体的な欧州価格と価格を見ていこう。(当然、日本での価格とは異なる)
標準モデルのGalaxy S26は、256GB版が1,049ユーロ(約19万2,300円)、512GB版が1,259ユーロ(約23万800円)となる見込みだ。
大画面のS26 Plusは、256GB版が1,299ユーロ(約23万8,100円)、512GB版が1,449ユーロ(約26万5,600円)に設定されている。
そして最も驚くべきは、最上位のGalaxy S26 Ultraだ。256GB版は1,399ユーロ(約25万6,400円)、512GB版は1,569ユーロ(約28万7,600円)、1TB版は1,809ユーロ(約33万1,600円)となっている。
クヴァント氏によれば、Ultraの256GBと512GBモデルは、前世代よりも約100ユーロ安くなる可能性さえ浮上している。
メモリ価格の上昇や部材費の高騰が叫ばれる中、Samsungがこの価格を維持するのは、競合するiPhoneや中国メーカー勢を強く意識した攻めの姿勢の表れに他ならない。
特に、以前から噂されていた磁気ワイヤレス充電「Qi2」への対応など、ハードウェアの刷新を伴いながらの据え置きは、ユーザーにとって極めて魅力的な選択肢になるはずだ。
ただし、この「お得感」には代償もある。例年実施されてきた、予約購入者向けの「無料ストレージアップグレード」などの強力なキャンペーンが、今年は縮小または廃止されるとの見方が出てきた。本体価格を抑える代わりに、販促費を削るという現実的な判断が下された形だ。
来月末に控えた正式発表では、価格維持を支えるための裏付けが語られるだろう。円安の影響を受ける日本市場での価格設定がどう着地するか、Samsung Japanの舵取りにも注目が集まる。高機能化と価格抑制のバランスをどう取ってくるのか、来月のUnpackedイベントでその全貌が明かされる。
Source:Roland Quandt

