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Oppoの次世代モデル、Find X10が標準モデルの概念を根底から塗り替えようとしている。
これまで上位のProやUltraにのみ許されてきた2億画素ペリスコープ望遠レンズが、ついに無印モデルへと降りてくる。スマホカメラにおけるモデル間格差を過去のものにする、強烈な一撃となりそうだ。
2025年10月に登場した現行のFind X9シリーズでは、標準機とProでカメラ構成に明確な境界線が引かれていた。標準機の望遠が5000万画素の1/1.95インチセンサーに留まったのに対し、Proは2億画素の大型センサーを搭載。
このスペック差が、ユーザーがProを選ぶ最大の動機となっていた事実は否めない。しかし、著名リーカーのDigital Chat Stationがもたらした最新情報によれば、次期Find X10の標準モデルは現在、2億画素のペリスコープ望遠カメラを搭載した状態で評価フェーズにあるという。
採用されるセンサーの詳細は不明だが、Find X9 Proに採用されたSamsung製ISOCELL HP5、あるいはOmniVision製の最新大型センサーが候補に挙がるだろう。
いずれにせよ、画素数の飛躍的な向上はデジタルズーム時の解像感を劇的に改善し、10倍や20倍といった高倍率域でも実用的な画質を担保する。標準機でもフラッグシップ級の望遠体験が可能になる意味は、市場にとって極めて大きい。
この戦略的シフトの背景には、競合他社の突き上げがある。傘下のOnePlusも次期モデルで2億画素望遠の採用を画策しているとされ、BBKグループ全体でカメラの底上げを図る構えだ。AppleやSamsungが依然として望遠の画素数に慎重な姿勢を見せる中、Oppoは圧倒的なハードウェアスペックを武器に、ハイエンド市場のシェアを強引に奪いにかかっている。
Find X10シリーズの登場は2026年第4四半期と予想され、その前にはさらなる怪物機、Find X9 Ultraのデビューも控えている。
Find X10が標準の基準をここまで引き上げてしまえば、競合他社は製品ラインナップの再考を余儀なくされるに違いない。もはや2億画素望遠は、選ばれし者だけの特権ではなくなるのだ。



