ワイヤレスイヤホンの世界は、まさに日進月歩。毎月のように新しい技術が登場し、「結局、自分にとってベストな選択肢はどれ?」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
特に「音質には絶対に妥協したくない」というハイレゾ・オーディオファンにとって、コーデックの対応状況やドライバーの質は、イヤホン選びの最重要項目です。
そんな中、高い技術力と驚異的なコストパフォーマンスで市場を席巻する「EarFun」から、またしても”怪物級”と呼ぶべき新モデル「EarFun Air Pro 4 Plus」が発表されました。
「aptX Lossless」と「LDAC」という、現行最高峰のハイレゾ級コーデックに両対応。さらに、音の心臓部には2種類のドライバーを搭載。
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音の「解像度」が違う。ハイブリッドドライバーという贅沢
まず注目すべきは、EarFun Air Pro 4 Plusが採用するドライバー構成です。多くのイヤホンが単一のドライバーで全ての音域をカバーしようとする中、本機は贅沢にも「ハイブリッド構成」を採用しています。
- 10mmダイナミックドライバー(低音域担当)
- FeatherBA バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー(高音域担当)
これは、例えるならオーディオシステムにおいて、重低音を鳴らす「ウーファー」と、透き通る高音を鳴らす「ツイーター」を別々に搭載するようなもの。
ダイナミック型が得意とする「迫力と深みのある低音」と、BA型が得意とする「繊細で解像度の高い中高音」が組み合わさることで、音の分離が格段に向上。これまで聴こえなかった楽器の細やかなニュアンスや、ボーカルの息づかいまでリアルに感じ取ることが可能になります。

スマホを選ばない「全方位」高音質。aptX LosslessとLDACに両対応
ワイヤレスで高音質を語る上で避けて通れないのが「コーデック(音声圧縮技術)」の問題です。EarFun Air Pro 4 Plusは、Qualcommの最新SoC「QCC3091」を搭載することで、この課題を真正面から解決しました。
特筆すべきは、以下の2大高音質コーデックに両対応している点です。
1. aptX Lossless(Snapdragon Sound対応)
これは、CD音質(16bit/44.1kHz)を「ロスレス(無損失)」で伝送できる技術です。対応するAndroidスマートフォン(Snapdragon搭載機)と組み合わせれば、ワイヤレスでありながら有線接続と変わらない、情報量が一切失われていないピュアなサウンド体験が可能になります。
2. LDAC
こちらはSONYが開発した技術で、ハイレゾ音源(最大24bit/96kHz)の伝送に対応します。
この両方に対応しているイヤホンは、市場全体を見渡してもまだ稀少です。 「メインのAndroidスマホではaptX Losslessを使い、サブのウォークマンではLDACを使う」といった、デバイスをまたいだ最高の音質追求が、この一台で完結します。
さらに、次世代のBluetoothオーディオ規格である「LE Audio」や、1つの音源を複数のイヤホンで共有できる「Auracast」にも対応。まさに「全部入り」と言える、将来性まで見据えた仕様です。


静寂はAIが創る。「QuietSmart 3.0」ANCの実力
どれだけ音が良くても、周囲の騒音が音楽を邪魔しては台無しです。
EarFun Air Pro 4 Plusは、独自の「QuietSmart 3.0」適応型AIハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載。
合計6つものマイク(フィードバック×2、フィードフォワード×2、メイン×2)が、周囲のノイズを常時監視。AIが風切り音や電車の走行音、人の話し声などをインテリジェントに分析し、最も効果的なノイズ低減を自動で実行します。
音楽への没入感を高めるだけでなく、通話時にも自分の声をクリアに相手へ届けることができるため、リモートワークにも最適です。
音質だけじゃない。死角のない基本性能
EarFun Air Pro 4 Plusの魅力は、音質やANCだけにとどまりません。
驚異のスタミナと急速充電
ANCをオンにした状態でも、イヤホン単体で最大8時間の連続再生が可能。さらに充電ケースを併用すれば、最大54時間という驚異的なロングライフを実現しています。 もしものバッテリー切れの際も、わずか10分間の充電で3時間再生できる急速充電に対応。日常使いでの「充電ストレス」から解放されます。
ゲームも快適な「低遅延モード」
レイテンシー(遅延)を50ms(0.05秒)以下に抑える「ゲーミングモード」を搭載。映像と音のズレが致命的になるFPSゲームやリズムゲームでも、有線イヤホンに迫る感覚でプレイに集中できます。
日常に寄り添う「IP55」
IP55等級の防塵・防水性能を備えており、ランニング中の汗や、外出先での急な雨も心配ありません。
まとめ
EarFun Air Pro 4 Plusは、「ハイレゾ音源を、最高の環境で、手軽に楽しみたい」という、オーディオファンのワガママな要求に見事に応える一台です。
ハイブリッドドライバーによる高解像度サウンドを土台に、aptX LosslessとLDACという2大コーデックに対応し、スマホを選ばない柔軟性を獲得。さらに、強力なAIノイズキャンセリングと、50時間を超える圧倒的なバッテリーライフを両立させています。
これまで「音質を取るか、利便性を取るか」で悩んでいた多くの人々にとって、EarFun Air Pro 4 Plusは、その両方を高次元で満たす「ニュースタンダード」であり、まさに「最適解」と呼ぶにふさわしい選択肢となるでしょう。

