「タブレットは欲しいが、大きいのは持ち運びにくい。でも、小さいモデルは性能が物足りない…」
そんなジレンマを抱えるユーザーの常識を打ち破ったのが、Xiaomiの「Redmi K Pad(Xiaomi Pad mini)」でした。しかし、高性能な大型モデル「Pad 8 Pro」が登場した今、あの挑戦的なコンパクトモデルの未来を危ぶむ声も聞かれました。その不安を払拭する、非常にエキサイティングなリーク情報が飛び込んできました。
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「小さい=性能妥協」の時代を終わらせた現行モデル

XiaomiがRedmi K Padで参入するまで、高性能コンパクトタブレット市場は、長らくAppleのiPad miniや一部のLenovo製品が独占する「聖域」でした。しかし、Redmi K Padは、その常識に真っ向から挑みました。
驚くべきことに、Redmi K Padに搭載された「MediaTek Dimensity 9400+」チップセットは、Xiaomiのラインナップにおいて、より大型の「Xiaomi Pad 7 Pro」(Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3搭載)よりも優れたパフォーマンスを発揮すると評価されています。これは、Xiaomiが「コンパクトサイズ」を性能妥協の言い訳にしなかった何よりの証拠です。
人気リーカーが明かす「Redmi K Pad 2」計画
Xiaomiがフラッグシップとして「Snapdragon 8 Elite」を搭載したPad 8 Proを発表したことで、コンパクトラインの今後は不透明になっていました。
しかし、著名なリーカーであるDigital Chat Station氏が、このセグメントの未来に関する重要な情報をもたらしました。

同氏によると、Redmi K Padは「一度限りの花火」では終わらないようです。Xiaomiはすでに、このコンパクトハイエンド路線の第2世代モデルをリリースすることを約束していると言われています。
具体的な詳細はまだ不明ながら、Xiaomiは来年(2026年)にも現行モデルを置き換える形で、新モデルを投入する計画だと示唆されています。現時点での有力な名称候補は「Redmi K Pad 2」、グローバル版は「Xiaomi Pad mini 2」と見られています。


「サイズ」と「性能」を両立させる本命の登場
今回のリークが真実であれば、Xiaomiは大型の「Pad 8 Pro」と、高性能な「Redmi K Pad 2」という、タブレット市場の両極を本気で獲りに来ていることになります。現行機がすでに大型モデルを凌駕するほどのポテンシャルを秘めていたことを考えれば、2026年に登場する後継機がどれほどの「小さな怪物」に仕上がってくるのか、期待は高まるばかりです。
iPad mini一強とも言われた市場に風穴を開けたXiaomiの次の一手は、コンパクトタブレットを求める全てのユーザーにとって、2026年の「ガチ」な選択肢となりそうですが、できればもうちょい価格下げてくれたら嬉しいなっと…もちろんDimensityは続投ですよね!ね!!

