高性能スマートフォンを追い求めるファンが今、最もその動向を注視している一台、「OnePlus 15」。リークされるスペックの断片だけでも期待が高まる中、誰もが知りたいのは「結局、いつ手に入るのか?」という一点に尽きるでしょう。そして、いくつかの確度の高い情報と過去の傾向を分析すると、驚くほど具体的な「Xデー」が浮かび上がってきました。
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■ヒント1:過去の発売パターンが示す「前倒し」の法則
OnePlus 15の登場時期を占う上で、最も基本的ながら重要なのが、過去のフラッグシップモデルが辿ってきた発売スケジュールの変遷です。
ここで、直近の数モデルを振り返ってみましょう。 例えば、前モデルにあたるOnePlus 13は、2024年11月1日に発表され、グローバル市場(国際版)での発売は2025年1月1日でした。それ以前のモデルを遡っていくと、OnePlusはフラッグシップ機の発売日を年々少しずつ早めている、という一貫した傾向が見て取れます。
この「早期化」のトレンドを、そのままOnePlus 15に当てはめてみましょう。OnePlus 13のスケジュールから単純に1〜2ヶ月前倒しすると、発表が10月〜11月、そして世界同時発売が11月〜12月になる、という計算が成り立ちます。
この時点で、漠然とではありますが「もうすぐだ」という期待感が高まります。

■ヒント2:核心を突く、信頼できる内部関係者からの「日付」
過去の傾向分析だけでは、まだ予測の域を出ません。しかし、ここにきて非常に信頼できる業界の内部関係者(リーカー)から、極めて具体的な日付が報じられました。
その情報によれば、OnePlus 15はまず中国国内で「10月27日」に発売される、とのこと。
さらに驚くべきは、その後のグローバル展開のスピードです。同情報筋は、世界発売日を「11月13日」と名指ししています。
もしこれが事実であれば、OnePlusの戦略における大きな転換点となります。従来、中国での先行発売からグローバル版の登場までには、数週間から1ヶ月以上のタイムラグが存在するのが常でした。OnePlus 13でも、11月1日の発表から1月1日の発売まで約2ヶ月を要しています。
しかし今回の「10月27日(中国)→11月13日(世界)」というスケジュールが真実なら、その差はわずか2週間強。私たちが海外のレビューを指をくわえて眺める時間は劇的に短縮され、ほぼ「準・世界同時発売」と言っても過言ではないスピード感で最新機種を手にできることになります。

■ヒント3:公式SNSが放つ「準備完了」のシグナル
最後のダメ押しとなるのが、他ならぬOnePlus自身の動きです。
OnePlusの中国における公式ソーシャルメディア(SNS)アカウントは、すでにOnePlus 15に関するプロモーション活動、いわゆる「ティザー(焦らし)広告」を開始していると報じられています。
これは、憶測やリークとは次元の異なる「公式の動き」です。メーカーが自ら新製品の宣伝を始めたということは、発表・発売のスケジュールが確定し、生産体制やマーケティングプランがすべて整ったことを意味します。前述した「10月27日」という具体的な日付の信憑性を、強力に裏付ける証拠と言えるでしょう。
まとめ
「過去の傾向(早期化)」「具体的なリーク日付(11月13日)」「公式のマーケティング開始」。これら3つのピースが、見事に一つの未来(=まもなく発売)を示しています。
特に、中国版とグローバル版の発売ギャップが劇的に縮まる可能性は、OnePlusがグローバル市場をこれまで以上に重視している証左であり、私たち日本のファンにとっては最大の朗報と言えるかもしれません。
もちろん、公式発表があるまではすべてが「予測」に過ぎません。しかし、ここまで状況証拠が揃うと、「OnePlus 15は11月半ばに我々の手元に届く」と期待して貯金(あるいは心の準備)を始めても、決して早すぎることはないでしょう。その「異例の速さ」も含めて、OnePlus 15が今年のスマートフォン市場を席巻する台風の目となることは間違いなさそうです。
