新しいタブレットを探していると、Xiaomiの製品はいつも魅力的な選択肢として挙がりますよね。手頃な価格で高性能なモデルが多いため、「次に買うならXiaomiかな」と考えている人も多いはず。
そんな中、XiaomiのサブブランドであるRedmiから、次期タブレット「Redmi Pad 2 Pro」に関する新たな情報が明らかになりました。今回の記事では、認証情報から見えてきた「Redmi Pad 2 Pro」と、特に注目すべき「5G専用モデル」の存在に焦点を当て、購入を検討している人が知っておくべきポイントを、専門家とは違う視点でわかりやすく解説します。



認証情報が示すRedmi Pad 2 Proの進化
Xiaomiは、最近中国で「Xiaomi Pad 7」シリーズの後継機を発売すると噂されていますが、同時にRedmiブランドからも複数のタブレットを準備しているようです。その中核をなすのが「Redmi Pad 2 Pro」です。このモデルは、今年6月に発売された「Redmi Pad 2」のより上位版として開発されていると見られています。
Redmi Pad 2 Proに搭載されるSnapdragon 7s Gen 4は、実質的に前モデルのSnapdragon 7s Gen 3のオーバークロック版です。しかし、このプロセッサはRedmi Pad 2 Proで大幅な性能向上を実現しています。
特に注目すべきは、搭載されるチップセットです。リーク情報によると、「Redmi Pad 2 Pro」は、Redmi Note 15 Pro Plusと同じQualcomm Snapdragon 7s Gen 4を搭載する可能性があるとされています。このチップセットは、前世代の「Redmi Pad 2」に比べて大幅な性能向上が期待されており、日常使いからゲームまで、より快適に操作できるでしょう。

「5Gモデル」の登場は買いか?
先程も触れましたが、今回の認証情報で特に興味深いのが、「Redmi Pad 2 Pro 5G」という独立したモデルの存在です。シンガポールやアラブ首長国連邦(UAE)で認証が進められている「2509BRP2DG」というモデル番号は、通常の「Redmi Pad 2 Pro」とは異なる、5G専用モデルである可能性が高いとされています。
これは何を意味するのでしょうか。多くのタブレットはWi-Fiモデルとセルラーモデル(4G/5G)の両方が用意されますが、この情報からは、Xiaomiが5Gモデルを完全に独立したデバイスとして位置づけていることがうかがえます。
これは、前モデルの「Redmi Pad Pro 5G」と同様の戦略であり、ユーザーは自分の使い方に合わせて、Wi-Fi環境での利用がメインなのか、外出先での通信も重視するのか、を明確に選ぶ必要が出てきます。

Redmi Pad 2 Proと5Gモデル、どちらを選ぶ?
まだ正式な発表前の情報ですが、購入を検討する上で考えられるメリット・デメリットをまとめてみました。
- Redmi Pad 2 Pro (Wi-Fiモデル)
- メリット: 価格が比較的安価になる可能性が高い。Wi-Fi環境下での利用がメインなら、通信費を抑えられる。
- デメリット: 外出先でインターネットに接続するには、スマートフォンのテザリングなどが必要になる。
- Redmi Pad 2 Pro 5G (セルラーモデル)
- メリット: SIMカードを挿入すれば、場所を選ばず高速な5G通信を利用できる。カフェや移動中でもスムーズに作業が可能。
- デメリット: Wi-Fiモデルよりも価格が高くなる。毎月の通信費用が発生する。
さらに、今回の情報では、どちらのモデルにもオプションとしてキーボードアクセサリが用意される予定です。これは、Redmi Pad 2 Proシリーズが単なるコンテンツ消費デバイスとしてだけでなく、より生産的な作業にも活用できることを示唆しており、タブレットの用途が広がることを期待させてくれます。

まとめ
今回のRedmi Pad 2 Proに関する情報は、単なる新製品の登場を告げるだけでなく、ユーザーに「どのような使い方をしたいか」を問いかける内容になっています。特に「5G専用モデル」の存在は、Wi-Fiモデルとセルラーモデルをただのバリエーションとしてではなく、それぞれの用途に特化したデバイスとして明確に区別しているように感じられます。
正式なグローバル発売がいつになるかはまだ不明ですが、もし日本で発売されるとすれば、私たちは「どのモデルを選ぶべきか」という嬉しい悩みを抱えることになります。
