2025年5月8日、ゲーミングデバイス市場に新たな風雲児が登場しました！ その名は、レノボが放つ第4世代のゲーミングタブレット「Legion Tab Gen 4」（中国名：Legion Y700 第4世代）だ。レノボ自らがその驚異的なパフォーマンスを示すベンチマーク結果を一部公開。その内容が、我々ゲーマーの期待を否が応でも高ぶらせるものとなっている！
「ゲーミングタブレットは欲しいけど、長時間プレイすると熱くなるし、性能もイマイチ安定しないんだよな…」そんな悩みを抱えるプレイヤーにとって、このLegion Tab Gen 4は救世主となるかもしれない。公開された情報によれば、このタブレットは「過熱することなくスムーズなゲームパフォーマンスを提供する」と謳われており、その実力の一端が明らかになったのだ。
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Legion Tab Gen 4 とは？ レノボが放つ“本気”のゲーミングタブレット！
まず、今回発表された「Legion Tab Gen 4」についておさらいしておこう。このタブレットは、中国市場では「Legion Y700」シリーズとして展開されており、その第4世代にあたるモデルだ。グローバル市場では「Legion Tab Gen 4」として発売される予定となっている。
レノボの「Legion」ブランドといえば、ゲーミングPCや周辺機器で高い評価を得ている、まさに“ゲーマーのため”のブランド。その名を冠するタブレットとなれば、生半可な性能であるはずがない。特にY700シリーズは、コンパクトながらも高いゲーム性能を持つことで、これまでも一部のコアなゲーマーから熱い視線を集めてきた。
今回の第4世代モデルは、その伝統を受け継ぎつつ、さらなる進化を遂げている。そして、その進化の片鱗を示すのが、今回公開されたベンチマーク結果なのだ。
衝撃のベンチマーク結果！「冷え」と「フレームレート」を両立する怪物か？
レノボが公開したベンチマーク結果で最も注目すべきは、長時間のゲームプレイでもタブレットの温度を低温に保つという点だ。具体的には、120分間の連続プレイ中でも、タブレットの温度は40.5℃以下を維持できたという。
ゲーマーなら誰でも経験があるだろう、白熱したプレイ中のスマートデバイスの“熱暴走”。パフォーマンスの低下はもちろん、最悪の場合、デバイスの寿命を縮めることにもなりかねない。この「熱問題」をクリアしているとすれば、それだけでもLegion Tab Gen 4は大きなアドバンテージを持つことになる。
さらに、公開されたゲームごとのパフォーマンスも驚異的だ。
- 「有名な3Dターンベースモバイルゲーム」でのパフォーマンス
- 平均フレームレート: 60fps (画質設定: 非常に高い)
- 平均消費電力: 9.5W
- 特記事項: 120分間のセッション 多くの3Dゲームで目標とされる60fpsを、「非常に高い」画質設定で、しかも2時間もの長時間セッションで安定して維持できるというのは、かなりの処理能力と安定性を示している。具体的なタイトル名は明かされていないが、おそらく「原神」のような美麗なグラフィックと広大な世界を持つゲームを想定しているのではないだろうか。
- 「有名なMOBAモバイルゲーム」でのパフォーマンス
- 平均フレームレート: 120fps (画質設定: エクストリーム)
- 平均消費電力: 8.9W
- 特記事項: 30分間のセッション MOBA（マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ）では、一瞬の判断と正確な操作が勝敗を分ける。120fpsという高フレームレートは、滑らかな映像表示により、そのシビアな要求に応えるための重要な要素だ。「エクストリーム」という最高設定に近い画質でこれを実現している点は特筆に値する。「League of Legends: Wild Rift」や「伝説対決 -Arena of Valor-」といった人気タイトルでの快適なプレイが期待できる。
- 「有名なバトルロイヤルゲーム」でのパフォーマンス
- 平均フレームレート: 119.9fps
- 平均消費電力: 8W
- 特記事項: 30分間のセッション バトルロイヤルゲームもまた、高フレームレートが有利に働くジャンルだ。119.9fpsというほぼ120fpsに近い数値を叩き出していることから、「PUBG Mobile」や「Call of Duty: Mobile」といったタイトルで、プロレベルの滑らかなエイムと索敵が可能になるだろう。消費電力が8Wと比較的抑えられている点も、長時間の“ドン勝”を目指すプレイヤーには嬉しいポイントだ。
これらの結果から読み取れるのは、Legion Tab Gen 4が単にピーク性能が高いだけでなく、それを長時間持続させる安定性と、優れた電力効率を兼ね備えているということだ。まさに、ゲーマーが理想とする性能特性と言えるだろう。
パフォーマンスの心臓部には「Snapdragon 8 Elite」を搭載
これほどの高性能と安定性を実現するからには、搭載されるSoC（システムオンチップ）にも期待が高まる。今回提供された情報の中に、「Snapdragon 8 Elite ゲーミングタブレット」という気になる記述があった。
「Snapdragon 8 Elite」という名称は、まだ正式に発表されているチップではないが、クアルコムのハイエンドSoC「Snapdragon 8」シリーズのゲーミングに特化した、あるいはさらに高性能なカスタムバージョンである可能性が考えられる。もしこれが事実であれば、Legion Tab Gen 4は現行のハイエンドスマートフォンやタブレットと比較しても、頭一つ抜けたゲーミングパフォーマンスを発揮するポテンシャルを秘めていることになる。
優れた冷却システムと、この強力なSoCの組み合わせが、前述の驚異的なベンチマーク結果を生み出しているのだろう。
気になる価格と日本発売日は？ 前モデルから大胆予想！
さて、これだけの高性能となると、気になるのはやはり価格だ。現時点では、Legion Tab Gen 4の開始価格はまだ発表されていない。
しかし、ヒントとなるのは前世代モデルの価格だ。前世代のLegion Y700は、中国国内で2,899人民元（約400ドル）から、中国国外では499.99ドルから販売されていた（レノボ公式サイトでは現在256GBモデルが489.99ドルで販売されている例もある）。
今回のLegion Tab Gen 4が、最新の高性能SoCを搭載し、冷却システムも強化されていることを考えると、若干の価格上昇は予想される。しかし、レノボはこれまでもコストパフォーマンスに優れた製品を多くリリースしてきているため、大幅な値上げにはならない可能性も十分に考えられる。
個人的な予想としては、グローバルモデルで500ドル～600ドル程度の価格帯に落ち着くのではないだろうか。もしこの価格帯で、あのベンチマーク通りの性能が手に入るのであれば、ゲーミングタブレット市場において非常に競争力の高い製品となるだろう。
日本での発売日に関しては、現時点では「国際発売の詳細をまだ明らかにしていない」とのこと。しかし、これまでのレノボ製品の展開を考えると、グローバル発表後、そう遠くない時期に日本市場にも投入される可能性は高い。ゲーマー諸氏は、レノボからの正式発表を心待ちにしよう。
Legion Tab Gen 4 はゲーミングタブレット市場の新たな覇者となるか？
近年、ゲーミングスマートフォン市場は活況を呈しているが、より大画面で没入感のあるゲーム体験を求める層にとって、ゲーミングタブレットは依然として魅力的な選択肢だ。しかし、これまでは「これぞ決定版！」と呼べる製品が少なかったのも事実。
Legion Tab Gen 4は、その優れた冷却性能、高いフレームレートを維持する安定性、そして強力なSoCの搭載により、まさにゲーマーが求める「理想のゲーミングタブレット」に限りなく近い存在となるかもしれない。
特に、eスポーツのタイトルを高画質・高フレームレートで長時間安定してプレイできるという点は、競技志向のプレイヤーにとっても大きな魅力となるだろう。
まとめ
全貌が明らかになる予定のレノボ「Legion Tab Gen 4」。発表前に公開されたベンチマーク結果は、我々ゲーマーの期待を最高潮に高めるには十分すぎる内容だった。
「過熱しない安定したパフォーマンス」「主要人気ゲームでの高フレームレート維持」そして、噂される「Snapdragon 8 Elite」の搭載。これらが組み合わさることで、Legion Tab Gen 4は、これまでのモバイルゲーミングの常識を覆すような体験を提供してくれるかもしれない。
とりあえず、前作同様にレノボ Legion Tab Gen 4は、間違いなく2025年のゲーミングデバイス市場における最注目株の一つになりそうですね。
ポチップ
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