なんと！iOS 17ベータ版が無料で一般利用可能になる。但し注意も必要です！

2023年6月8日

Appleは、iOS 17開発者ベータ版やその他のベータ版を、従来は年間99ドルの開発者アカウントを持つ人しか利用できなかったものを、なんと！Apple IDさえあれば誰でも無料で利用できるようにすることを発表しました。情報が公開されたiOS17についてはこちら

今回のAppleの発表により、iOS 17開発者ベータ版やその他のベータ版が誰でも無料で利用できるようになりました。これまで利用するには、年間99ドルの開発者アカウントが必要でしたが、今後はApple Developer Programにサインアップするだけで利用できます。

なので、本来必要である開発者アカウントを持っていなくても、iOS 17開発者ベータ版をインストールできる状況となりました。これは、Appleが意図的に変更したものであり、新しい無料メンバーシップオプションと有料メンバーシップオプションを比較する開発者Webサイトで正式に発表されました。

例えばiOS17用にアプリを配布する場合は、Apple Developer Programに参加する必要があります。

なお、iOSベータ版にはバグやパフォーマンスの問題が起こる場合もあり、実際一定の動作でクラッシュするという報告も受けています。

ただし、Apple IDを持っていれば、Xcodeやソフトウェアのダウンロード、ドキュメント、サンプルコード、フォーラム、フィードバックアシスタントにアクセスすることができます。また、デバイス上でアプリをテストすることも可能です。

iOS 17開発者ベータ版をインストールする場合は、設定から一般、ソフトウェアアップデートに進み、インストールを行ってください。ただし、再度注意しますが、プライマリデバイスにインストールすることは推奨されていません。

iOS 17 Beta版のアップデートが表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。まずは以下の対処法を試してみてください。

まずは、お使いのiPhoneがiOS 17に対応しているか確認してください。対応していない場合は、beta版を使用することはできません。

以下は、iOS 17 Beta版を手動でインストールする手順です。

登録後、「設定」を開き、「一般」→「ソフトウェアアップデート」→自動アップデートの下に「ベータアップデート」という項目が追加されます。こちらをタップするとベータ版のインストールが行えます。

iOS16.3以前を搭載したデバイスの場合は、2.までの工程を済ました後に表示されるページでプロファイルのダウンロード作業が必要です。

注意点として、この手順はApple Beta Software Programに参加している場合に限ります。また、手動でインストールする場合は、問題が発生した場合に自己責任で対処する必要があります。

※これらの対処法を試してもうまくいかない場合は、Appleサポートに問い合わせてください。

とはいえ、こういう事はある程度理解がある方のみにお勧めします。無理に冒険しなくても秋頃には正式版が配布されます。

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