Xiaomiが2月27日に中国で正式発表を控えるXiaomi 15 Ultra。そのカメラ性能に関する詳細情報が、公式発表に先駆けて少しずつ明らかになってきました。ライカと共同開発されたカメラシステム、1インチの大型メインセンサー、そして高性能なペリスコープ望遠レンズなど、写真愛好家垂涎のスペックが満載です。


Xiaomi 15 Ultraの最新情報まとめ

Xiaomi 15 Ultraはライカとの協業が生み出す究極のカメラ体験
Xiaomi 15 Ultraのカメラシステムは、ライカとの緊密な協業によって開発された「ライカ ウルトラピュア光学システム」を搭載。鮮明度の向上と光取り込み量の増加を実現し、特に夜間撮影において圧倒的なパフォーマンスを発揮するとのこと。「Night God(夜神)」というコードネームからも、その夜間撮影性能への自信が窺えます。
驚異のセンサーサイズ
Xiaomi 15 Ultraは、1インチの大型メインセンサーを搭載。スマートフォンとしては異例の大型センサーは、より多くの光を取り込むことができ、高感度、低ノイズ、そして豊かなダイナミックレンジを実現します。
さらに、ペリスコープ望遠レンズには1/1.4インチの大型センサーを採用。f/2.6の明るい絞りと組み合わせることで、遠くの被写体も鮮明に捉えることができます。噂されているSamsung HP9センサーであれば、その高画質性能は折り紙付きです。
ペリスコープ望遠レンズ
Xiaomi 15 Ultraのペリスコープ望遠レンズは、0.6倍から17.3倍という幅広いズームレンジをカバー。光学ズーム領域を最大限に活用することで、画質の劣化を抑えたロスレスズームを実現します。

その他のカメラ性能
メインセンサーとペリスコープ望遠レンズ以外にも、Xiaomi 15 Ultraは高性能なカメラを搭載。f/2.2の50MP超広角レンズは、ダイナミックな風景写真撮影に最適です。また、f/1.8の50MP望遠レンズは、マクロ撮影にも対応し、被写体にぐっと近づいて細部まで鮮明に捉えることができます。
ライカ超低反射レンズガラス
Xiaomi 15 Ultraのカメラレンズは、「ライカ超低反射レンズガラス」でコーティング。1.5%という低い反射率を実現し、ゴーストやフレアを効果的に抑制します。特に夜間撮影において、クリアで美しい画像を実現する上で重要な役割を果たします。
価格と発売時期
Xiaomi 15 Ultraの価格はまだ正式に発表されていませんが、512GBモデルが欧州で1,099ユーロで発売されるという情報があります。予約注文段階では、Xiaomi Watch S4とのバンドル販売も予定されているとのこと。

まとめ
Xiaomi 15 Ultra。ライカと共同開発した高性能カメラシステム、大型センサー、革新的なペリスコープ望遠レンズ…と、もはや「スマホ」というより「カメラ」ですね。ここまでカメラ機能を推されると、「もういっそカメラ買った方がよくない?」と思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、なぜスマホメーカーはここまでカメラ機能にこだわるのでしょうか?そもそも「スマホ+カメラ」という組み合わせは、20年前に日本で生まれた技術です。J-Phoneが初めてカメラ付き携帯電話を発売し、「写メール」という言葉が流行しました。今では世界中で当たり前に使われているこの技術、日本の発明ってすごいですよね!
当時、写メールは画質こそ粗かったものの、手軽に写真が撮れてすぐに共有できるという革新的な体験を提供しました。それが今では高画質化、多機能化が進み、プロ顔負けの写真や動画を撮影できるまでに進化しています。スマホメーカーがカメラ機能に力を入れるのは、単に綺麗な写真を撮りたいというニーズだけでなく、SNSへの投稿、動画配信、ビデオ通話など、スマホが生活のあらゆる場面で活用されるようになった現代において、カメラ機能が重要な役割を担っているからと言えるでしょう。
Xiaomi 15 Ultraのようなハイエンドモデルは、カメラ性能を追求することで、他のスマホとの差別化を図り、新たな市場を開拓しようとしているのかもしれません。もちろん、高性能カメラを搭載したスマホは価格も高くなります。そのため、自分のニーズに合ったカメラ機能かどうかを見極めることが大切です。本当に高画質で本格的な写真撮影を求めるなら、専用のカメラを購入するのも選択肢の一つです。
