待ちに待ったAmazon Fire Max11が予約開始されました!
発売日は6月14日で、現在Amazonストアで予約の開始が始まっています。
価格の方は下記のようになっています。
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64GB版
◾️本体のみ:34,980円
◾️本体+キーボード:43,980円
◾️本体+ペン:38,980円
◾️本体+キーボード+ペン:47,980円
128GB版
◾️本体のみ:39,980円
◾️本体+キーボード:48,980円
◾️本体+ペン:43,980円
◾️本体+キーボード+ペン:52,980円
Amazonの新型タブレット『Fire Max 11』登場
Amazonの新しいタブレット「Fire Max 11」は、11インチのディスプレイを搭載したAndroidベースのタブレットです。このタブレットは、ペンやキーボードなどの周辺機器がセットで販売され、多彩な用途に対応できます。
Fire Max 11は、Fire OSというオペレーティングシステムを搭載しています。Fire OSは、AndroidベースのカスタムOSで、Amazonが独自に改良したものです。そのため、Google Playストアは標準でインストールされておらず、代わりにAmazonが提供するアプリストアからダウンロードする必要があります。ただし、Google Playを導入する方法もありますが、自己責任で行う必要があります。
Fire Max 11は、8コアプロセッサを搭載し、2つのArm Cortex-A78コアと6つのArm Cortex-A55コアで構成されています。RAMは4GBで、ストレージは64GBまたは128GBの選択肢があります。また、microSDカードリーダーも搭載されているため、ストレージの拡張が可能です。
さらに、Fire Max 11には2,000 x 1,200の解像度を持つ11インチのディスプレイが搭載されており、USI 2.0テクノロジーに対応したスタイラスペンを使用できます。このスタイラスペンは、高い精度での書き込みが可能で、手書きのメモやイラストの作成に最適です。
また、Fire Max 11は非常に丈夫で、落下に強く、第10世代のApple iPadよりも3倍耐久性があるとされています。筐体はアルミニウム合金で作られており、重さは約650グラムです。さらに、指紋センサーが電源ボタンに搭載されており、セキュリティが強化されています。
バッテリー駆動時間は最大12時間で、USB-C経由で急速充電が可能です。また、Fire Max 11は、Amazon Prime会員の方には特別価格で提供されます。一般価格は64GBモデルが約55,000円、128GBモデルが約65,000円です。付属品として、スタイラスペン、キーボード、保護ケースがセットで販売されます。
Fire Max 11は、ビジネスシーンや学習、エンターテインメントなど、様々な用途に対応できる高性能なタブレットです。大画面での作業や、スタイラスペンでの手書き入力、キーボードでのタイピングなど、使い方は自由自在です。また、Amazonが提供するアプリストアから、豊富なアプリやコンテンツをダウンロードすることができます。
Fire Max 11はFire HD 10の完全上位互換
Fire Max 11とFire HD 10は、どちらもAmazonが販売するAndroidベースのタブレットで、共通点も多いです。しかし、Fire Max 11の方がCPUの性能が高く、RAMの容量が大きく、ディスプレイの解像度が高いなど、より高性能なスペックを持っています。また、Fire Max 11にはスタイラスペン対応のディスプレイが搭載されており、より細かな操作が可能です。
一方、Fire HD 10は、Alexa対応やステレオスピーカーなど、Fire Max 11にはない特徴を持っています。また、価格もFire Max 11よりも低く、32GBモデルで約2万円、64GBモデルで約2.5万円程度となっています。
どちらのタブレットも、Amazonアプリストアから豊富なアプリやコンテンツをダウンロードすることができますが、Fire Max 11はより高性能なスペックを持っているため、より快適な操作が可能です。一方、Fire HD 10は手頃な価格でありながら、必要十分な性能を持っているため、コストパフォーマンスに優れています。
Fire Max 11とFire HD10の比較
以下がFire Max 11とFire HD 10 Plusのスペック比較表です。
スペック | Fire Max 11 | Fire HD 10 Plus |
製品名 | Fire Max 11 2023 | Fire HD 10 Plus 2021 |
発売日 | 2023年06月14日 | 2021年05月26日 |
SIMカード | Wi-Fiモデルのみ | Wi-Fiモデルのみ |
OS | Fire OS、Androidベース | Fire OS 7、Android 9ベース |
SoC(プロセッサ) | CPU: オクタコア (2×2.2GHz A78+6×2.0GHz A55)、Fire HD 10 Plusより約50%高速化 | CPU: MediaTek MT8183 オクタコア (2.0GHz)、GPU: Mali-G72 MP3 800MHz |
RAM | 4GB | 3GB |
ストレージ | 64GB、128GB | 32GB、64GB |
メモリーカード | microSDXC(1TB) | microSDXC(1TB) |
ディスプレイ | Fire Max 11: 11インチ、2K(2000×1200ドット)、液晶、213ppi、TUVアイコンフォート認証 | Fire HD 10 Plus: 10.1インチ、フルHD(1920×1200ドット)、IPS液晶、224ppi、コントラスト比 1300:1、400nits |
防水・防塵性能 | – | – |
生体認証 | 指紋認証(側面の電源ボタンに設置) | – |
カメラ | リアカメラ:800万画素、フロントカメラ:800万画素 | リアカメラ:500万画素、フロントカメラ:200万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)、デュアルバンド | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、デュアルバンド |
NFC | – | – |
Bluetooth | 5.3 | 5.0 |
GPS | – | – |
テレビ | ワンセグ・フルセグに非対応 | ワンセグ・フルセグに非対応 |
バッテリー | Fire Max 11: 最大14時間、充電時間: 約4.2時間、7500mAh | Fire HD 10 Plus: 最大12時間、充電時間: 約4時間 |
ワイヤレス充電 | – | ○(Qi) |
オーディオ | Fire Max 11: デュアルステレオスピーカー、Dolby Atmos、マイク | Fire HD 10 Plus: ステレオスピーカー、Dolby Atmos、マイク |
イヤホンジャック | – | ○ |
コネクター | USB Type-C 2.0 | USB Type-C 2.0 |
各種センサー | アクセロメータ(加速度計)、環境光 | アクセロメータ(加速度計)、環境光 |
その他 | Fire Max 11: 1080pのHDビデオ録画、スタイラスペン(マグネットで側面に取り付け可能、単6電池で駆動、ペアリング不要)、ホールセンサー、アルミニウムボディ | Fire HD 10 Plus: 720pのHDビデオ録画、ワイヤレス充電スタンド(Showモード、ハンズフリーモード対応)、強化アルミノシリケートガラスのスクリーン |
幅 | 163.7mm | 166mm |
高さ | 259.1mm | 247mm |
奥行き/厚み | 7.5mm(背面カメラ部に出っ張りあり) | 9.2mm |
質量/重さ | 490g | 468g |
カラー | グレー | スレート |
Fire Max 11はFire HD 10 Plusよりも大型の11インチディスプレイを搭載し、CPUやバッテリー容量も強化されています。また、スタイラスペンの使用が可能である点や、ホールセンサーやアルミニウムボディなどの高級感のあるデザインも特徴です。
一方、Fire HD 10 Plusは、比較的手頃な価格帯にありますが、IPS液晶の高品質なディスプレイを搭載しており、ワイヤレス充電スタンドの利用が可能です。また、Fire Max 11と同様に、microSDカードによるストレージの拡張が可能です。
どちらの製品も、Fire OSを搭載しており、Alexaを利用することができます。また、イヤホンジャックはスポイルされてしまいましたね。残念!
気になるGoogle Playの導入は?
Fire HDシリーズは総じてAmazon独自のOSにカスタマイズされているので、標準ではGoogle Playが入っていませんし、特殊な方法を使わないと導入もできません。
現行モデルのFire HD 7とFire HD 8は、今まで通りの方法ではGoogle Playの導入はできなくなりました。ということで、今回のFire Max 11も今ままで同様にGoogle Playの導入は一筋縄では行かないと思われます。
現在は有志のおかげで、Google Playをインストールできるようになっているようですが、Fire Max 11の場合はまた違うかもしれません。
多分購入すると思うのでこの辺りも確認していきたいと思います。最悪ASKファイルを直接DLしてしまえば、アプリケーションのインストールは可能だと思いますので、あまり深刻にならないでも大丈夫だと思っています。
過去記事でその辺りを解説した記事がありますので、よかったらご覧ください。
まとめ
やっと出ましたね!てっきりFire HD 10の2023年バージョンかと思っていましたが、予想の上をいかれた感じです。
なんといっても、CoSのスペックがかなり向上しているところが注目ですね。
Amazonの公式ではCoSの詳細は公開されていませんが、Fire Max 11のCPUは、
『Arm Cortex-A78(最大2.2GHz)×2』
『Arm Cortex A55(最大2GHz)×6』の8コア構成
で、Qualcommの『Snapdragon 4 Gen 1』と同等以上の性能を持っています。
また、後継モデルの『Snapdragon 4 Gen 2』のCPUもFire Max 11に近いスペックであることがわかります。
ちなみに、AnTuTu Benchmarkのスコアは、Snapdragon 4 Gen 1の時点で40万点近いので、Fire HD 10 PlusのAnTuTu Benchmarkトータルスコアは17万点となっていることから、Fire Max 11のスペックの高さが伺えます。同じ価格帯のOPPO AirやRedmi Padなどと比べてもFire Max 11の方がスペックは若干上です。
あとはFire タブレットで初のスタイラスペンというのも楽しみですね。公式サイトの情報では、画像編集アプリとの連携の画像もありましたが、どのぐらい快適に動作できるのか気になるところです。
どちらにしても、これはFire HDシリーズをメインで使っている方には、かなり朗報なのではないでしょうか?ゲームをガッツリ遊ぶ人にはスペック不足なところがあるかもしれませんが、エンタメ運用がメインの人には十分なスペックです。
在庫が切れることはないとは思いますが、何せ話題性があるタブレットなので、気になる方は早めの予約が良いかもしれませんね。