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今月末の発表が有力視されている次期「iPad mini 8」。待望のOLED(有機EL)ディスプレイ搭載という華々しい噂の裏で、リフレッシュレートは従来の60Hzに据え置かれる可能性が濃厚になっている。
最新のハードウェアに大刷新される見込みの今だからこそ、この「60Hz維持」という事実は重い。
韓国の著名リーカーyeux1122氏がサプライチェーン関係者から得た情報によると、次期iPad miniの国内生産分パネルはすでに60HzのLTPSであることが確認されたという。海外の一部では120HzのProMotion対応を期待する声もあったが、現実は厳しかったようだ。
上位モデルであるiPad Proは、10Hzから120Hzまでリフレッシュレートを可変させるLTPO OLEDを採用している。対して、今回搭載が噂されるLTPSパネルはコスト面で有利な反面、輝度やリフレッシュレートの柔軟性でどうしても一歩譲る。Appleからすれば、iPad miniの市場規模では高価なディスプレイ技術を投入するメリットが薄いという、シビアな経営判断なのだろう

しかし、スペック全体を見渡すと強烈な違和感を覚える。
というのも、次期iPad miniには極めて高性能な「A20 Pro」チップの搭載が予想されているからだ。加えて、フロントカメラの横位置への変更、防水設計の導入、スピーカーシステムの再設計など、タブレットとしての完成度は飛躍的に高まる見込み。
これほど強力なチップを積みながら、画面の滑らかさが60Hzに制限されてしまうのは大きなジレンマ。特にコンパクトなサイズ感を活かして3Dゲームなどを楽しむユーザーにとって、最高峰の処理能力を視覚的にフル活用できないのは痛手となる。
ちなみに、気になる発表については10月最終週との予測が飛び交っている。OLEDならではの美しい発色と高コントラストを手に入れる代償として、ProMotion特有の滑らかさを諦める形になる次期モデル。圧倒的な頭脳と一世代前のディスプレイ技術というアンバランスな組み合わせを市場がどう受け止めるか?それよりも価格面でドン引きされるか?気になるところではある。
Source:MacRumors


