重さ56kgのモンスター!ソニー史上最大のスピーカー「ULT Tower Max」が規格外すぎる

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ソニーが突如として発表した新型スピーカー「ULT Tower Max」は、文字通り規格外のモンスターだ。

パーソナルなワイヤレスイヤホンが全盛の現代オーディオ市場。そこに逆行するかのように、高さ1メートル、重量約56キロという巨体をひっさげて登場した。

これは単なる大型スピーカーではない。大人数のパーティー空間を丸ごと支配するためだけに生み出された、2,150ワットという圧倒的な出力を持つ音の要塞だ。

スペックを一目見れば、ソニーの狂気が伝わってくるだろう。

280ミリの巨大なウーファーを前面に2基、背面に1基配置。さらに120ミリのミッドレンジドライバー2基と4基のツイーターを組み合わせ、2,150ワットのアンプで駆動する。

前後に向けられたドライバー群により、空間全体を包み込む360度サウンドを実現。圧倒的なパワーの代償として重量は56.3キロ、サイズは106×53.4×47.2センチに達する。持ち運びをためらうサイズだが、内蔵された車輪とハンドルにより一人での移動は一応担保されている。

注目すべきは、単なる力技に留まらない点だ。

内蔵マイクが壁の接近など周囲の環境を瞬時に検知し、音場を自動で最適化。Bluetooth 5.3によるワイヤレスストリーミングはSBCやAACに加え、高音質なLDACにも対応する。2台ペアリングでのステレオ再生や、RCAおよびXLR入力も備え、プロのDJセットアップにも難なく組み込める。

専用アプリの10バンドイコライザーによる緻密な音質調整、前面のRGB LEDリングによる空間演出、さらにはドリンクをこぼしても安心な防滴仕様まで網羅。音の暴力性と実用性を極めて高い次元で両立させている。

ポータブルスピーカーが主流の現代において、この巨体は北米や欧州で根強い人気を誇るパーティースピーカー市場の頂点を狙い撃ちにした戦略モデル。JBLなどが先行するニッチな市場に対し、ソニーが培ってきたオーディオ技術の粋を集めて真っ向から勝負を挑む構図だ。

9月17日、1,499ドルで発売されるULT Tower Max。

決して万人向けの製品ではない。だが、イベントや広いスペースで極上の音楽体験を求める層にとっては、これ以上ない選択肢となる。

オーディオの小型化が進む中で、あえて物理的なサイズとパワーに全振りしたソニーの挑戦。この巨大な黒いタワーが、停滞気味の大型スピーカー市場に新たな熱狂を生み出す火付け役となるか。今後の市場の反応に注目したい。

Source:Sony

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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