Nothing「CMF Phone 2 Pro」が市場から姿を消す、DRAM供給不足で後継モデルも開発凍結!?

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高コスパスマホの代名詞として注目を集めていたNothingのサブブランド「CMF」が、スマートフォンの新機種開発を事実上凍結しました。メモリ(DRAM)やストレージ(NANDフラッシュ)の深刻な価格高騰が背景にあり、低価格と高スペックの両立が不可能になったためです。

昨年発売され、120Hz駆動の有機ELや500万画素の望遠カメラを備えながら279ドルという驚異的な安さで市場を沸かせた「CMF Phone 2 Pro」。しかし、現在このモデルはNothingの公式サイトから姿を消しています。共同創設者のアキス・エヴァンゲリディス氏もX(旧Twitter)で、2026年内の新型CMF Phoneの投入を見送ることを明言しました。

この決断は、低価格帯スマホ市場がいかに世界的な部品不足の直撃を受けやすいかを浮き彫りにしています。利益率の低いエントリーからミドルレンジの端末は、数ドルの部品値上がりが致命傷になるからです。Nothingは無理なスペックダウンや値上げでブランドイメージを損なうより、一時撤退という現実的な選択をしました。

一方で、利益幅に余裕のあるメインブランド「Nothing Phone」の開発は継続され、メモリ高騰の影響を価格転嫁などで吸収する構えです。今後はスマートウォッチやイヤホンなど、DRAM危機のダメージが少ない他カテゴリーの製品群で勝負をかけます。

さらに、Nothing Phoneは4(b)の噂まであがっているので、こちらのシリーズは変わらず継続でしょう。

とはいえ、半導体不足による価格高騰は今後数年間は続くとみられ、スマホ市場の「安くて良いモノ」の選択肢は狭まる一方です。もし手頃なミドルレンジ端末を探しているなら、無理に登場を待つよりも、流通在庫が残っている既存モデルを早めに確保するのが賢い選択と言えます。

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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