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スマートフォンにおけるカメラの画素数競争は、新たな次元に突入した。Oppoが4月に中国市場へ投入する新フラッグシップ「Find X9s Pro」は、なんと2億画素(200MP)のカメラセンサーを2基も搭載する。
メインカメラと望遠カメラ、その両方に1/1.56インチのIsocell HP5センサーを採用するという情報は、規格外のスペックだ。これにハッセルブラッドによる洗練されたカラーチューニング、50MPの超広角レンズとマルチスペクトルセンサーが加わる。圧倒的な解像感と色彩表現。スマホの背面はもはや、超高精細な画像を生み出すための専用モジュールと化す。
ここで目を引くのが、このモンスタースペックを内包する筐体のサイズ。
予想されるディスプレイサイズは6.3インチ。昨今のハイエンド機が6.7インチ超へと巨大化の一途をたどる中、あえてコンパクトなサイズ感に留めている。取り回しの良いボディに巨大な2億画素センサーを2基、さらに7,000mAhという桁違いの大容量バッテリーを詰め込む。現在のパッケージング技術の限界に挑む構成であり、Oppoの設計力がどれほどの高みに達したのかを見せつける意欲作だ。
心臓部にはフラッグシップSoC「Dimensity 9500」を採用する見込み。強力な処理能力と省電力性を両立し、超音波式指紋認証や防水性能といったハイエンドの必須要件も隙なく満たす。巨大化・重量化への明確なアンチテーゼ。
Oppoは同時期に、さらなる最上位モデル「Find X9 Ultra」の発売も予定している。あえてX9s Proに「コンパクトボディ×デュアル2億画素×超大容量バッテリー」という尖った個性を与えた背景には、「小さくて最強のカメラが欲しい」という根強いニーズを確実に取り込むしたたかな戦略が透けて見える。
タイの認証機関で関連モデルの通過が確認されており、グローバル展開への期待も高まるばかり。デュアル2億画素という暴力的なまでのスペックが、停滞気味のハイエンドスマートフォン市場に強烈な波紋を広げる。4月の正式リリースを待ちたい。
Source:Weibo

