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初代iPhone Airが残した「高価なのにカメラが足りない」という最大の不満。Appleはこの課題に対し、次期モデルでFace ID部品の極限までの薄型化という力技で回答を導き出そうとしています。
最新のリーク情報によれば、iPhone Air 2には待望の超広角カメラが搭載される見通し。前モデルは極薄デザインを優先するあまり、背面カメラの構成を絞らざるを得ませんでした。

159,800円という強気な価格設定に対して写真撮影機能が著しく制限され、さらに内部スペースの奪い合いでバッテリー容量まで削られた結果、市場の反応は冷ややかだったと言わざるを得ません。
この状況を打破する鍵が、サプライヤーに発注されたという新型の超薄型Face IDパッケージです。この部品の小型化により、狭小な内部スペースにようやく2つ目のレンズを収める余地が生まれるわけです。
この技術革新はiPhoneに留まらず、ベゼルレス化が望まれるMacBookや、厚みが課題となる将来の折りたたみモデルへの転用も見えてくるでしょう。
ライバルのGalaxy S25 Edgeも同様に薄型化の壁に突き当たり、販売面で苦戦を強いられました。両社に共通するのは、革新的なシリコンカーボンバッテリーの採用に踏み切れず、スタミナと薄さの両立に失敗した点にあります。
次期モデルがスリムな筐体を維持しつつ、カメラ性能と駆動時間をどこまで引き上げられるか。MacBook AirがノートPCの定義を書き換えたように、iPhone Airもまた「薄さは正義」であることを証明できるかの瀬戸際に立っています。

