Appleは、最新の報道によると、AirPods Proのアップデートを予定しており、新たにUSB-C充電ケースが導入されることが明らかになりました。このアップデートは、Appleのハイエンドヘッドフォンラインナップの一環として発表される予定です。これにより、AirPods ProはUSB-Cポートを搭載する最初のモデルとなります。
AirPods ProがUSB-Cポートを搭載
信頼性のあるジャーナリストであるマーク・ガーマン氏によれば、Appleは9月12日に予定されている「ワンダーラスト」基調講演で、ハイエンドヘッドフォンの新バージョンを発表する予定です。しかし、その他のハードウェアには変更はないとのことです。
ガーマン氏は、将来のシリーズのすべてのAirPodsにUSB-Cポートを追加する可能性も指摘しています。これにより、AirPods Proが最初に更新された充電ケースを受け取るモデルとなるでしょう。
以前の報道では、Appleが新しいiPhone 15と同時に、AirPodsのアップデートを発表する可能性が示唆されていました。具体的な詳細はまだ明らかにされていませんが、やっとこさ、LightningからUSB-Cへの切り替えが行われる予定のようです。
AirPods Proの進化はソフトウェア上のみ?
AirPods Proは、iOS 17のリリースに伴い、新機能を提供するソフトウェアアップデートを受ける予定です。
1. アダプティブオーディオ(適応型音響)モード
ノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを組み合わせ、環境に合わせたノイズ低減を実現します。たとえば、コンサートではノイズキャンセリングが強まり、静かな公園で散歩しているときはノイズキャンセリングが弱められます。ユーザーは特に操作をする必要はありません。
2. 会話アウェアネス(会話認識)機能
AirPods Pro(第2世代)を装着した状態で話し始めると、自動的に通話や音楽の音量が下がり、話し相手の声が強調されます。これにより、周囲の雑音も軽減されます。
3. パーソナライズドボリューム(個別音量設定)機能
機械学習を利用してユーザーのリスニングの好みを把握し、メディア体験を微調整します。ユーザーの設定や好みに合わせて、音量が自動的に調整されます。
また、来年には新しい補聴器機能が追加される予定です。ガーマン氏は、USB-Cが他の製品で主流になると、下位モデルのAirPodsの価格が下がると予想しています。現在、AirPods 第2世代は19,800円で販売されており、値下げ後の価格は15,800円になる可能性があります。(コレは日本円での予想価格になりますので、正確な金額ではありません。)
このアップデートにより、AirPods Proはさらなる利便性と高速充電を提供することが期待されます。USB-C充電ケースの導入により、ユーザーはより短時間でAirPods Proを充電することができます。また、USB-Cの普及により、充電ケーブルの互換性も向上し、さまざまなデバイスとの接続が容易になります。
まとめ
我々ファンが望むの物は、ケースだけのアップグレードではなく、完全新作のAirPods Proであって、今回の情報には『コレじゃない感』を強く感じます。
端子がLightningであろうと、USB-Cであろうと、正直AirPods Proの充電にそこまでの高速化は望んでいないというのが、本音ではないでしょうか・・・
とはいえ、iPhone15と同時にUSB-C化すれば、Lightningケーブルに縛られる事なく、一本のケーブルで全て完結するというメリットはあります。
それでもなんとかよく見せようと、ソフトウェア的なアップグレードをしてくれるのは、せめてもの救いといったところでしょうか。