Appleは来月、iPhone 15の発表を予定しているとされています。最新の情報によると、複数の情報筋は新しいモデルにUSB-Cポートを搭載することで合意しています。
このThunderboltの噂は4月終わり頃にも言われていましたね。
iPhone15がThunderboltに対応
Appleの特級呪物であるLightningに比べて、人類共通のUSB-Cにはさまざまな利点があります。さらに驚くべきことに、iPhone 15はThunderboltに対応するようです。
先月初め、@lipilipsiはiPhone 15用に作られたUSB-Cコネクタの画像をリークしました。これらのリークされたコネクタには、何か秘密があるようです。
ChargerLABによると、iPhone 15用のUSB-Cコネクタの画像を入手したところ、新しいモデルはまさかのThunderboltテクノロジーをサポートすることがわかりました!
Thunderboltとは
Thunderboltは、IntelとAppleの共同開発によるハードウェアインターフェースで、高速なデータ転送が可能です。現在のThunderboltはUSB-Cコネクタを使用し、MacやiPad ProなどのAppleデバイスで利用されています。ChargerLABの調査によれば、iPhone 15はThunderboltをサポートする予定のデバイスとなる可能性があります。
Thunderboltと通常のUSB-Cにはいくつかの主な違いがあります。
1. データ転送速度:
Thunderboltは非常に高速なデータ転送速度を提供します。最新のThunderbolt 4規格では最大40 Gbpsの転送速度を実現しています。一方、通常のUSB-Cは、USB 3.1 Gen 2規格では最大10 Gbps、USB 3.1 Gen 1規格では最大5 Gbpsの転送速度をサポートしています。
2. 電力供給:
Thunderboltはより高い電力供給を可能にします。これにより、よりパワフルなデバイスの充電や駆動が可能です。通常のUSB-Cも一般的には十分な電力供給が可能ですが、Thunderboltほど高い電力要求に対応できません。
2. プロトコルのサポート:
Thunderboltは、ディスプレイポートやPCI Expressなどのさまざまなプロトコルをサポートしています。これにより、高解像度のディスプレイの接続や外部GPUの使用など、より多様な接続オプションが可能となります。通常のUSB-Cは主にデータ転送や充電に特化しており、プロトコルのサポートは限られています。
3. ケーブルの互換性:
Thunderbolt 3以降は、USB-Cの物理的なコネクタを使用しています。つまり、Thunderbolt 3やThunderbolt 4のケーブルは通常のUSB-Cデバイスにも使用できますが、逆は成り立ちません。通常のUSB-CケーブルはThunderboltデバイスとして機能しません。
これらの違いにより、Thunderboltはより高速でパワフルなデータ転送や接続オプションが可能となりますが、一般的なUSB-Cも多くの一般的な用途において優れたパフォーマンスを提供します。使用目的やニーズに応じて、適切な規格を選択することが重要です。
Thunderbolt搭載によるメリット
同ウェブサイトは、リークされたiPhone 15の部品に謎のRetimerチップが搭載されていることを指摘しています。このチップは、Thunderboltデバイスで信号を再構築し、信号の乱れを低減するために一般的に使用されています。
つまり、iPhone 15のUSB-Cコネクタは、Lightningコネクタよりもはるかに高速なデータ転送が可能になります。LightningコネクタはUSB 2.0に基づいており、最大で480 Mbpsの転送速度です。一般的なUSB-Cコネクタは、5 Gbpsから10 Gbpsのデータ転送をサポートします。一方、Thunderboltはデータ転送速度が最大40 Gbpsまで達することができます。
これにより、特にProResビデオを素早くコンピュータに転送する必要がある専門家にとっては、多くのメリットがもたらされます(現在はLightningのせいで時間がかかっています)。さらに、Thunderboltはより多くの電力供給も可能であり、ユーザーはより短時間でiPhoneを充電することができます。
ThunderboltはProシリーズのみ?
iPhone 15の全モデルにThunderboltが搭載されるのか、あるいはProモデルのみに搭載されるのかはまだ明らかではありません。なお、iPadのラインナップでは、AppleはThunderboltをiPad Proに限定しており、iPad AirにはUSB-C 3.1コネクタが、iPad 10には遅いUSB-C 2.0コネクタが搭載されています。
ChargerLABは、すべての新しいモデルで同じコネクタが使用される可能性があると主張していますが、iPhone 15 Proおよび15 Pro MaxにはThunderboltが専用の機能として提供されているかもしれません。
まとめ
iPhone 15についてはまだ多くの疑問がありますが、Appleがそれらについての回答を明らかにするまで、長くは待つ必要はありません。噂によれば、Appleは9月の第3週に新しいiPhoneを発表する特別イベントを予定しているようです。つまり、iPhone 15のラインナップの公式発表まで、さらに楽しみが増えたということですね!
って、これはかなり嬉しい情報ですよね。Thunderboltが導入されて1番喜ぶのは、 iPhoneで動画撮影をする人や、膨大なデータを常に取り扱っていて、毎度毎度PCにデータを移動している方々でしょうね。Thunderboltによる高速データ通信があれば、かなり日々のストレスが軽減されますからね。