あなたのiPhoneに「ビッグフット」がやってくる?iOS 26で追加される新絵文字の全貌と、知られざる決定プロセス

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友人とのメッセージのやり取り、SNSへの投稿など、私たちのデジタルなコミュニケーションに彩りを与えてくれる「絵文字」。何気なく使っているその小さなアイコンに、近々また新たな仲間たちが加わるというニュースが飛び込んできました。

先日、世界絵文字デーを記念して、絵文字の国際標準を定める「Unicodeコンソーシアム」が、次期アップデート「Unicode 17」で追加される新しい絵文字の候補を発表したのです。その中には、UMA(未確認動物)の代表格である「ビッグフット」や、食べかけの「リンゴの芯」、なんとも言えない表情の「歪んだ顔」など、個性的でユニークな顔ぶれが並んでいます。

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iOS 26で追加される新絵文字情報まとめ

Unicode 17で発表!注目の新絵文字を一挙紹介

まずは、今回発表された注目の新絵文字たちを見ていきましょう。まだ候補段階ではありますが、これらがAppleのデザイナーたちの手によって、おなじみの愛らしいスタイルに生まれ変わることを想像するだけでワクワクしますね。

  • ビッグフット(サスカッチ): なんといっても今回の目玉。伝説の毛むくじゃらの生き物が、ついに絵文字の世界に登場します。「信じられない!」という驚きや、秘密めいた話題の時に活躍しそうです。
  • リンゴの芯: 「食べ終わった」という状態を示すのに最適な絵文字。タスクの完了や、話の「核心」に触れる時など、意外と使い道は多いかもしれません。
  • 歪んだ顔: 嬉しいのか悲しいのか、なんとも形容しがたい絶妙な表情。言葉では表現しきれない複雑な心境を代弁してくれる、コミュニケーションの潤滑油になってくれそうです。
  • 戦う雲: 雲同士が火花を散らしているような、ユニークな絵文字。意見の対立や、嵐のような議論が巻き起こっている状況で使えそうです。
  • シャチ: 海の王者、シャチも登場。力強さや知性の象徴として、様々な場面で使われることでしょう。
  • バレエダンサー: 優雅さや芸術性を表現するのにぴったり。努力や鍛錬の末の美しさを伝えたい時にも。
  • その他: この他にも、「トロンボーン」や「宝箱」といった、物語性を感じさせる絵文字たちが追加候補に挙がっています。

これらの絵文字が、私たちの会話に新たな表現の幅をもたらしてくれることは間違いありません。

気になる実装時期は?私たちのiPhoneで使えるのはいつから?

「こんなに面白そうな絵文字、すぐにでも使いたい!」そう思うのが人情ですが、少しだけ我慢が必要です。新しい絵文字が私たちのiPhoneに届くまでには、いくつかのステップがあります。

  1. Unicode 17の正式リリース(2025年 秋頃)
    まずは、今回発表された絵文字を含む「Unicode 17」が、Unicodeコンソーシアムから正式にリリースされるのを待ちます。これが全ての土台となります。
  2. Appleによるデザイン作業(数ヶ月間)
    Unicodeで新しい絵文字が標準化されると、Appleのアーティストたちが、iOSに馴染む「Apple Emoji」スタイルで一つ一つのデザインを描き起こします。この丁寧な作業に数ヶ月を要します。
  3. iOSアップデートによる実装(2026年 春頃)
    そして、完成した新しい絵文字は、メジャーアップデートとは別の、春頃にリリースされるiOSのマイナーアップデートで追加されるのが通例です。

以上の流れから、今回発表されたビッグフットやリンゴの芯たちが私たちのキーボードに現れるのは、**2026年の春頃にリリースされる「iOS 26」のアップデート(おそらくiOS 26.4)**になると予想されます。

振り返り:iOS 18.4で追加された絵文字たち

このタイムスケジュールは、過去の事例からも裏付けられています。 つい最近、2025年の3月下旬にリリースされた「iOS 18.4」では、「Unicode 16」で標準化された絵文字が追加されました。皆さんの記憶にも新しいであろう、以下の絵文字たちです。

  • 目の下のクマ
  • 指紋
  • 葉のない木
  • 根菜(カブなど)
  • ハープ
  • シャベル
  • インクなどの飛び散り(スプラッター)

これらの絵文字が発表されてから、実際にiOS 18.4で使えるようになるまでにも、同じような期間がかかりました。来年の春を楽しみに、気長に待ちましょう。

実は誰でも提案できる?絵文字が生まれるまでの舞台裏

毎年私たちの生活に新たな楽しみを加えてくれる絵文字ですが、一体誰が「次は何を追加するか」を決めているのでしょうか。その答えは、非営利団体の「Unicodeコンソーシアム」です。そして驚くべきことに、新しい絵文字のアイデアは、誰でも提案することができるのです。

もちろん、提案には詳細な申請書を提出し、「なぜこの絵文字が必要なのか」「世界中でどのくらいの頻度で使われる可能性があるか」といった厳しい基準をクリアする必要があります。コンソーシアムは提出された案を慎重に検討し、世界中の人々が使える、普遍性の高い絵文字を選定しているのです。

あなたが「こんな絵文字があったら便利なのに」と感じたアイデアが、数年後には世界中のiPhoneユーザーのキーボードに並んでいる、なんてこともあるかもしれません。

まとめ

今回は、Unicode 17で発表された新しい絵文字の候補と、それらがiOS 26でいつ頃使えるようになるのかについて解説しました。

「ビッグフット」や「歪んだ顔」といった、これまでの絵文字にはなかったようなユニークで少し風変わりなキャラクターたちの登場は、私たちのコミュニケーションに新たなユーモアと表現の深みをもたらしてくれるはずです。個人的には、食べかけの「リンゴの芯」が、日常の些細な「終わった感」を表現するのに重宝しそうで、今から実装が楽しみです。

たかが絵文字、されど絵文字。一つ一つの小さなアイコンが、国や文化を超えて感情を伝える共通言語として機能していることを思うと、毎年行われるこのアップデートは、単なる機能追加以上の大きな意味を持っているように感じられます。

まぁ、絵文字なんて今更別に、、、とか思っていましたけど、実際は誰でも提案できるっていう事実にびっくりしましたね。てっきり、Appleの社内でじゃがりこのダジャレ案を決めるようにやっているのかと…

じゃがりこ
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