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iOS17では、もう『Hey!』は必要ない
iOS 17では、従来の「Hey Siri」に加えて、「Siri」という単語だけでアシスタントを起動できる新しいトリガーワードが追加されました。これにより、ユーザーは自由にどちらのトリガーワードを使用しても良くなります。
ただし、この機能はデフォルトで有効化されており、ユーザーが選択した場合に限り無効化できます。設定アプリを開き、「Siriと検索」メニューを選択します。次に、「リッスン」をタップし、使用するトリガーワードのオプションを選択します。オプションには、「Siri または Hey Siri」、「Siri」、または「オフ」があります。
対応地域に日本は入っていない事実
なお、この機能はオーストラリア、カナダ、イギリス、および米国でのみ利用可能です。その他の国や地域では、「Hey Siri」のみが使用可能です。
この機能を無効にしたい理由としては、例えば誤って起動してしまったり、家族の中に「Siri」という名前の人がいる場合などが考えられます。Appleがこのオプションを提供することで、ユーザーが自分に合ったトリガーワードを選択できるようになりました。
なぜ『Hey Siri』と言うのが恥ずかしいのか?
日本人が「Hey Siri」という発言を恥ずかしいと感じる理由としては、主に英語の発音に対する苦手意識や、日本語と英語の文化的な違いが挙げられます。
まず、英語の発音が苦手な日本人にとって、「Hey Siri」というフレーズを発音すること自体が難しい場合があります。また、日本語と英語の音韻体系が異なるため、「Hey Siri」のような英語のフレーズを発音することが日本人にとって自然でないと感じることがあります。
さらに、日本人にとっては、「Hey Siri」というような直接的に呼びかけるような言い回しは、敬意や丁寧さが欠けると感じる場合があります。日本語では、敬語や丁寧語が重要視されるため、英語のような直接的な呼びかけは、違和感を覚えることがあります。
それらの原因もあってか、Siriのトリガーワードとしては「Hey Siri」が設定されているため、日本人にとっては恥ずかしいと感じる場合があります。
今回発表のあったiOS 17では、「Hey Siri」の代わりに「Siri」というトリガーワードが追加予定です。
まだ一部の国のみで日本は未対応ですが、実装されれば、日本人でもより自然な言い回しで、Siriを呼びかけることが出来るのではないかと思います。