Xiaomiがスマホに「水冷」という新常識を発表!Black Shark 6 Ultraはファンとポンプ、ラジエーターを完備し、熱暴走によるカクつきを物理でねじ伏せ、最高のパフォーマンスを維持

Amazon Audible

記事の内容を音声で聞きたい方はこちら↓

スマホや携帯ゲーム機の熱暴走問題に対する「究極の解」が中国から飛び出した。

Xiaomiが展開するゲーミングブランドBlack Sharkから登場した新型クーラー「Black Shark 6 Ultra」。これは単なる冷却ファンではない。デスクトップPC顔負けの本格的な「水冷システム」をモバイル向けに落とし込んだ、まさに規格外のデバイスだ。

従来のスマホクーラーといえば、ペルチェ素子と小型ファンを一体化したものが主流だった。しかしこの方式には致命的な弱点がある。端末が重くなるうえに、排熱の温風がプレイ中の指に直接吹き付けてしまうのだ。

Black Shark 6 Ultraは、この問題を「分離」という力技で鮮やかに解決した。

端末の背面にマグネットで貼り付けるのは、重量わずか69グラム、厚さ12.8mmという薄型のアタッチメントのみ。ここにTEC(ペルチェ)冷却チップを内蔵して熱を強烈に奪い取り、チューブの先にある本体ユニットへと送る仕組みを採用している。

本体ユニットの構成がまた凄まじい。毎分1200回転を超える高性能ウォーターポンプ、165,900平方ミリメートルという巨大なラジエーター、さらには7枚羽根の高速ファンを搭載。その冷却能力は最大56度の温度低下を謳い、高負荷なゲーム環境下でもデバイスを驚異的な低温状態に保ち続ける。

48Wという大出力で駆動するこのシステムは、RGBライトや温度表示用LEDディスプレイまで備え、ゲーマーの所有欲を的確に突いてくる。

現在、スマートフォンのSoCは性能向上に伴う莫大な発熱に直面している。各メーカーが本体内蔵のベイパーチャンバーの大型化などで苦心する中、外部から水冷で強制冷却するアプローチは、重い3Dゲームを長時間プレイするコア層にとって圧倒的なアドバンテージとなる。

価格は459人民元(約66ドル)。この過剰ともいえる重装備に対して、約1万円という価格設定は非常に戦略的。現状は中国国内での展開にとどまるが、過去のBlack Sharkアクセサリーの海外人気を考えれば、グローバル市場への投入も十分に期待できる!が、価格がね…

Source:Xiaomi

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてくれると励みになります
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

気になる項目をクリックしてね