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Analogue Pocketが3/4に再販!究極のレトロゲーム互換機「Analogue Pocket」が米関税の影響で239ドルへ2度目の値上げ…。それでも即完売が予想される

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究極のレトロゲーム互換機として熱狂的な支持を集める「Analogue Pocket」が、3月4日にメーカー公式ストアで再販される。しかし、単純な復活劇ではない。米国の新たな関税措置のあおりを受け、価格は239ドルへと引き上げられた。同機にとって2度目の値上げとなる。

2019年の発表当時、Analogue Pocketの価格は199ドルだった。2021年の予約開始時にはすでに219ドルへと改定されており、今回の239ドル到達によって当初より40ドルも跳ね上がった計算になる。

値上げの引き金は、米国が導入した世界中からの輸入品に対する10%の関税措置。Analogue社も公式Xでこの事情を明確にしている。

厄介なのは、この米国主導の価格転嫁がグローバル市場のユーザーにも等しく重くのしかかる点だ。例えば欧州の購入者は、中国からの直送で米国を経由しないルートであっても割引の恩恵を受けられない。送料42ドルや輸入VAT、配送業者の手数料を合算すると、最終的な支払いは約300ユーロに達する。日本から注文する場合も、現在の為替レートと高額な国際送料を踏まえれば、相当な出費を覚悟しなければならない。

今回は99.99ドルの専用ドックも同時に注文可能となる。両製品の出荷予定は2026年6月。かなり先の話だが、それでも熱心なファンは躊躇なく決済ボタンを押すだろう。

なぜなら、Analogue Pocketには市場で代替不可能な価値がある。

巷に溢れるAnbernic RG40XXVなどの安価な携帯ゲーム機とは、根本的な設計思想が異なる。ROMファイルを読み込むソフトウェア・エミュレーターではなく、実物のゲームボーイカートリッジを挿し込み、FPGAチップを用いてハードウェアレベルで当時の回路の挙動を完全に再現する。

そして、3.5インチの液晶ディスプレイは各軸1600×1440ピクセル。初代ゲームボーイのちょうど10倍という狂気的な解像度を持ち、ドット単位での完璧なスケーリングを成し遂げている。

ソフトウェア制御特有の遅延や不具合に悩まされない、極限まで実機に肉薄したプレイ体験。これが競合機を全く寄せ付けないAnalogue Pocketの絶対 的な強みだ。

度重なる値上げで割高感は増したものの、これに代わる同等の製品が存在しない以上、今回の再販でも即座に品切れとなる可能性が高い。至高のレトロゲーム体験にどこまで投資できるか。プレイヤーの情熱が再び試されている。

Source:Analogue

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この記事を書いた人

私の始まりはプログラマーとしてシステム開発に携わり、ガジェットの内部構造や技術的な課題を深く理解してきました。その後は営業マンとして、技術が市場でどのように受け入れられ、どのようなニーズがあるのかを現場で学んできました。
この「技術的な解像度の高さ」と「市場における現実的な価値」という二つの視点が、このブログで情報をお届けする上での私の基盤となっています。

ちなみに私のガジェット愛の原点は、初代iPhoneよりもさらに昔、いにしえのPDA『Palm』に遡ります。あの頃の端末は「できないこと」だらけでした。しかし、限られた環境の中で「どうすれば目的を達成できるか」と知恵を絞り、工夫を凝らす作業こそが、私にとって最高の楽しみでした。

長らくは初代iPhoneからの筋金入りApple信者でしたが、進化の速度が凄まじい昨今、フラッグシップの安定感を持つApple製品に加え、多種多様な機能を提供するAndroid端末を深く使い込む機会が増えています。

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