Xiaomi 13 Proが発表されたというのに、Redmi Note 11 Pro 5Gが今さらながら売れ始めている!という記事を最近よく見かけます。
こちらのスマホは今年中盤に販売されたスマホですが、発売当時から3万円ちょっという価格の割に、普段使いには納得のいくスペックを持つコスパの良さがウリです。
iPhoneの高騰からAndroidに流れてきたユーザー達が、コスパの良いミドルレンジのAndroidスマホを探しているらしく、最近OPPO Reno 7aがまた売れ始めたという話をちらほら聞き始めたと思ったら、もう少しスペックの良いこちらのRedmi Note 11 Pro 5Gがフォーカスされてきたという訳です。
低価格帯だったRedmiシリーズも、最近は値上がってきたやんね。
なんといってもRedmi note 12 Proが、発売当初の44,000円から65,800円となってしまったのに対して、Redmi note 11 Proは発売当初から4千円弱の値上がりで、40,000円ちょっとで買えてしまうのが売れてる要因かもしれないですね。
ミドルスペックのスマホを狙ってる人には、スマホの値段はもっとも気にするところやからね。
ミドルスペックと言っても、こちらのスマホはCPUはスナドラ680という落ち着いた物を搭載していますが、リフレッシュレート120MHzと5,000mAhのバッテリー容量、更にはおサイフ機能まで搭載しています。
ヘビーなゲームユーザーには不向きかもしれませんが、普段使いでの申し分ないスペックなのに4万円という破格の値段設定で、発売当初から注目されていたスマホです。
私もこちらの携帯は発売当初から使っているので、今まで感じた使用感等をレビューしていきたいと思います。これから購入する人の参考になって頂ければ幸いです。
Redmi Note 11 Proのスペック
メーカー | シャオミ |
色 | グラファイトグレー / ポーラーホワイト |
サイズ | 約164.19 x 約76.1 x 約8.12 (mm) |
重量 | 約202g |
ディスプレイ | 約6.67インチ / AMOLED |
解像度 | FHD+ / 1,080 × 2,400 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 695 5G Mobile Platform / オクタコア 2.2GHz x 2 + 1.8GHz x 6 |
OS | Android 11 |
内蔵メモリ(RAM / ROM) | 6GB (RAM) / 128GB (ROM) |
外部メモリ | micro SDXC™ (最大 1024GB) |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
連続待受時間 | 約499時間 |
連続通話時間 | 約33時間 |
SIM | nanoSIM / eSIM |
ワンセグ / フルセグ | 非対応 / 非対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
NFC | 対応 |
防滴 / 防塵 | 対応 (IPX3 / IP5X) |
耐衝撃 | 非対応 |
生体認証(指紋 / 顔) | 対応 / 対応 |
急速充電 | 対応 |
付属品 | 保護ケース x 1 / AC アダプター x 1 / USB Type-C ケーブル x 1 / クイックスタートガイド x 1 / お願いとご注意 x 1 / SIM取り出しツール x 1 |
とりあえずスナドラ695の性能は置いといて。ミドルスペックとしてみれば十分な性能面ではあります。
できればQi充電に対応していたら…本当にそこだけが悔やまれます。
SoC性能
正直こちらの性能に関しては、今主流のSoCと比較すると頭一つどころか、3馬身・・いやそれ以上の開きがあると思います。
Snapdragon 695 5GはAntutuスコアで約40万点らしいのですが、、私のRedmi Note 11 Proは微妙な数値でしたね。毎日フルで使っているので、見えないところで色々と重くなっているのかもしれませんが、体感では全く買った当初と使用感は変わっていませんね。
とはいえ、膨大な処理を要する昨今のスマホゲーをフルに遊び倒すには、不十分な性能であると認めざるおえません。
発熱に関してですが、スマホの内部設計にもよりますが、とにかく発熱が上手く抑えられているので、真夏でも動作が重くなったりカクツクような事は一切ありませんでした。
最新ゲームをしないんであれば、これだけ出れば十分やん。
別に持っていたXiaomi 11 lite 5gは、夏場にえらい事になっていたので、これはとても嬉しかったですね。
ちなみにiPhoneを使っているユーザーからしたら、発熱でスマホが固まるとかあまり信じられないことかもしれませんが、Androidスマホは熱暴走というものが多々あります(スマホのサイズ感の影響もありますが、、)
ディスプレイ性能
120Mhzの高リフレッシュレート
なんと言っても最大のウリである6.67インチの有機ELディスプレイを搭載し、120MHzのリフレッシュレートのお陰で操作は快適です。
この価格帯で高リフレッシュレートなのは、本当にありがたい!
リフレッシュレートとは
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に画面を書き換えられる回数を表す数値です。単位はHz(ヘルツ)で表され、120Hzであれば1秒間に120回画面を書き換えられることを表します。
簡単にいえば、ニュースサイトやSNSなど縦にスクロールをした際に、カクカクしないでヌルヌルとスライドし、画像や文字がボヤけにくい感じのことです。
ただ、常時120MHzで駆動しているとバッテリーの消費が激しいところが辛いところではありますが、それでも快適に使える120Mhzで使用することを私はオススメします。
常時ONデイスプレイ(AOD)
iPhoneでもや最近やっと搭載された機能ですが、こちらは既に搭載済みです。
AOD画面のデザインはあまり数がありませんが、一応自分のフォトデータを使って自作画面を作ることも可能です。
しかしこの常時ON機能…まさかの10秒間だけなんですよね!
一体何が常時なのかよく意味がわからないのですが、まぁよくわからない機能になっていますね。
その他
ディスプレイの明るさ自動調整もしっかりしていて、屋外での使用でも見づらくなることはありません。
それにWidevineのセキュリティレベルはL1なので、Netflixなどの動画配信サービスで高画質の動画視聴も当然可能となっています。さすがにYouTubeなどで4K視聴はできませんが…
Appleがようやく搭載した常時表示も、とっくの昔に搭載していたんだよね・・・
カメラ性能
正直に言ってカメラをメインに考えているのであれば、iPhone買ってね♪って言いたいのですが、そこそこ綺麗には撮れます。
それもそのはず、Redmi Note 11 Proは1億800万画素のメインカメラを搭載しているのです。4万円を切る価格のミドルレンジスマホとしては、とても優秀なカメラを搭載しています。
それだけではなく、超広角800万画素とマクロ200万画素の機能も搭載しています。
最先端のハイエンドスマホのカメラと比べると劣る部分もありますが、ブログ写真やちょっとした撮影に使うには十分な性能と思います。
ちなみにシャッター音の変更はできますが、音を消すことはできません。
全体的に明るく鮮やかな写真になりますね。それとポートレートもしっかり効いています。
ちなみにAI補正ができるのですが、これだと少し白が強調されて明るすぎる場面も多いです。その時はAI補正をOFFにしておきましょう。
これだけ映れば十分だよ。全く問題ないよ
バッテリー性能
サイズもある分、バッテリーも大容量です!5000mAhもあるので1日使う分には十分な容量ですね。
ちなみに私の場合は…
朝の通勤に音楽と動画を30分→昼休みに動画を30分→帰宅時に音楽と動画を30分
その他仕事の電話やLINE、ニュースサイトの閲覧などにちょこちょこ使っていますが、それでも家に着いた時のバッテリー残量は60%以上残っています。
一昔前ならモバイルバッテリーの携帯は必須だったので、5000mAhの大容量バッテリーにはとても助かっています。
そしてそなんとRedmi Note 11 Proは、その大容量バッテリーにふさわしい67Wの急速充電にも対応しています。この価格帯のスマホでこの充電速度は素晴らしいの一言ですね。
帰宅後、悲しくも空っぽになったバッテリーをたったの40分程度で満充電にしてくれます。
それと急速充電器は本体と一緒に同梱されていますので、余計に急速充電器を買い足す必要はありません。
近年販売されているスマホは、充電器が付属されているものが少なくなってきているので、これはとても助かります。
ちなみにQi充電には非対応ですのでご注意下さい。
数ヶ月ほど使った感想
Redmi Note 11 Proは弱点という弱点が無く、これを買って後悔する人はあまりいないように思えます。
しいて言えば、SoCと防水性能ぐらいで、あとは不満に感じるところはほとんどありませんでした。
寧ろ、思っていた以上に綺麗に撮れるカメラや、高リフレッシュレートのディスプレイ性能、モバイルバッテリーいらずの大容量バッテリーに満足しています。
そしてなんと言ってもこの性能のスマホが4万円で買えてしまうことが最大のウリですよね。(*2023年3月15日 現在)
それにセキュリティーアップデート期間が2025年1月ということもあり、今から買っても丸々3年は安心して使う事ができます。
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